ヤギさんが笑顔で「おいしいよー。」と語りかける看板のお店。
オリオンビール工場の目の前にあり、気になっていましたが、とうとう入ってみました。
入るなり、おばぁに「汁かい?」と聞かれました。
「山羊汁をお願いします。それとビール。」
店内を見回してもメニューらしきものがない。「お品書きはありますか?」と尋ねると、「汁と刺身の2種類だけ。」という。二者択一の極めてシンプルな店だ。
夕方5時で、客は誰もいなく、おばぁといろいろお話ができました。
「沖縄で山羊料理の店を出したのは昭和37年、うちが最初だよ。今年で48年。当時から料金は千円で変わらない。」そういえば、今まで食べた山羊汁はどこも千円だった。この店が基準なのか。
「写真撮らせてもらっていいですか。お若いですね。還暦くらいかな。」といったら、笑いながら「昭和4年生まれの81歳。」だという。若さは、山羊のおかげなのだろうか。
私が名護で2年暮らしてたことを聞いて、「昔は、ひんぷんガジュマルの横に店があったんだよ。名護はいいところでしょ。何でも揃っていて。」と語る。
「歴史もあるし暮らしやすい大好きな街。自転車でいろいろ見ましたよ。」
「うちの汁は油がなくておいしいよ。」「どのくらい煮込むんですか。」「3時間くらいだね。油を取りながら。」
ヤギ汁は冷めると脂分が固まるので、冷たいビールとの食べ合わせはよくないという話も聞く。
確かに、この店はやぎ汁の味がいい。脂分がない。見た目は悪いけど、実においしい。においもない。底の方にはヨモギも入ってます。
「このご飯は。」「古代米を入れてある。」そうな。健康に気をつけてるね。
おいしく食べていると、次々とお客さんが来る。なべ持参で汁と刺身5人前をお持ち帰り。
次のお客は刺身二千円分。その次に現れたお兄さんは刺身2万円分。この時期、いろいろな集まりがあって、刺身は欠かせないようだ。お店の品物を奪うように持っていく。
そのうち、刺身は売り切れちゃったみたいで、お断りしている。
山羊汁、完食です。ごちそうさま。
刺身も一口欲しかったけど、またの機会にしよっと。
すっかり体が温まって、お店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした。
おばぁ、いつまでも元気でお店を続けてね。
オリオンビール工場の目の前にあり、気になっていましたが、とうとう入ってみました。
入るなり、おばぁに「汁かい?」と聞かれました。
「山羊汁をお願いします。それとビール。」
店内を見回してもメニューらしきものがない。「お品書きはありますか?」と尋ねると、「汁と刺身の2種類だけ。」という。二者択一の極めてシンプルな店だ。
夕方5時で、客は誰もいなく、おばぁといろいろお話ができました。
「沖縄で山羊料理の店を出したのは昭和37年、うちが最初だよ。今年で48年。当時から料金は千円で変わらない。」そういえば、今まで食べた山羊汁はどこも千円だった。この店が基準なのか。
「写真撮らせてもらっていいですか。お若いですね。還暦くらいかな。」といったら、笑いながら「昭和4年生まれの81歳。」だという。若さは、山羊のおかげなのだろうか。
私が名護で2年暮らしてたことを聞いて、「昔は、ひんぷんガジュマルの横に店があったんだよ。名護はいいところでしょ。何でも揃っていて。」と語る。
「歴史もあるし暮らしやすい大好きな街。自転車でいろいろ見ましたよ。」
「うちの汁は油がなくておいしいよ。」「どのくらい煮込むんですか。」「3時間くらいだね。油を取りながら。」
ヤギ汁は冷めると脂分が固まるので、冷たいビールとの食べ合わせはよくないという話も聞く。
確かに、この店はやぎ汁の味がいい。脂分がない。見た目は悪いけど、実においしい。においもない。底の方にはヨモギも入ってます。
「このご飯は。」「古代米を入れてある。」そうな。健康に気をつけてるね。
おいしく食べていると、次々とお客さんが来る。なべ持参で汁と刺身5人前をお持ち帰り。
次のお客は刺身二千円分。その次に現れたお兄さんは刺身2万円分。この時期、いろいろな集まりがあって、刺身は欠かせないようだ。お店の品物を奪うように持っていく。
そのうち、刺身は売り切れちゃったみたいで、お断りしている。
山羊汁、完食です。ごちそうさま。
刺身も一口欲しかったけど、またの機会にしよっと。
すっかり体が温まって、お店を後にしたのでした。
ごちそうさまでした。
おばぁ、いつまでも元気でお店を続けてね。