沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

ゴーヤー君(8)信号

2012-08-26 | 家庭菜園・園芸

緑色、黄色、赤色と並んだ姿は、交差点の信号機と同じ。

緑色は美味しく食べれるけど、黄色は表皮が軟らかく、赤色は果物のように熟している。

二つに割ってみると、こんな感じ。

緑色は、種が固定され、種まで割れている。

黄色は、赤く熟した種が、緑の皮を赤く染めて、黄色になっている。

赤色は、表皮全体が種と同じ赤く染まり、種が下部に集まり表皮を破ろうとしていた。

 

変色した表皮には苦みがなく、赤い種は甘い。

鳥や動物たちに食べてもらい、種を運んでもらうためなのか。

ならば、緑色の状態で収穫されるのは、ゴーヤー君にとっては不本意なことではないか。

毎朝、見ているのだけれど、収穫時期の見極めが難しい。

もうちょっと大きくなるかな、と欲張って収穫を見送ると、翌朝には黄色に変色している。

まだ、大きくなると思わせておいて、翌日には黄色く変色する身替りの速さは、ゴーヤー君の知恵だったのか。

信号機のゴーヤー君と、毎日、知恵比べをしております。


稲妻と電磁波

2012-08-18 | 生活

夏といえば夕立。


激しい雨が降り出す前に、空が暗くなる。

人も鳥も動物も本能がそうさせるのか、ただならぬ身の危険を感じ、あわただしく動く。

突然、空が怒り、黒い雲の中から閃光が落ちてくる。

どこに落とすのか、落ちやすいところを探しているのか、天のみぞ知る。

物陰に隠れ、稲妻が光ってから雷鳴が届くまでの秒数を数える。

子供の頃、「10秒(3km)あれば雷雲が遠ざかったので安心だよ。」と教わった。

心の中で数を数え、天の怒りが通り過ぎるのを待つ。

ビデオは稲妻が落ちる直前に画像が乱れ、稲妻が出す電磁波をとらえていた。


お盆のホタル

2012-08-16 | 生活

お盆休みに久しぶりに家族がそろったので、高尾山に食事に出かけた。

揃ったといっても各自仕事と予定があり、家族そろっての夕食は1回限り。

高尾山の麓の森の中にある「うかい鳥山」。

暗闇の中、松明の灯りと川のせせらぎの音に囲まれる。

離れの部屋でゆっくりとした団らん後は、ホタルを見て、帰路に就いた。