沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

安曇野ちひろ美術館(2)

2013-07-27 | 国内旅行

長野県北安曇郡松川村にある、いわさきちひろの美術館に行ってきました。

展示してあるいわさきちひろの絵画、魅力的です。

美術館の立地する風景の美しさ、魅力的です。

そして、この美術館を訪れた人たちの、表情や振る舞いに、ちひろの絵画に通じる世界を感じるのです。

前回も、印象的な風景に出合いましたが…。

今回も、屋外のベンチでくつろいでいると、小さな男の子が走ってきて、何をするんだろうとみていると、黄色い花をじっと覗き込んでいます。

やがて、遠くへ行ってしまいました。

しばらくすると、男の子が走りながら、戻っていきます。

手には、黄色い花が…。

黄色い花、ほしかったんだ!

男の子でも、花を摘みたくなる…。

いわさきちひろの絵に出てくるような風景です。

 

無邪気な子供の心を開放させるしかけが、この美術館にはあるというのでしょうか。

この花畑、広場、ベンチは、「いわさきちひろの世界」そのものなんでしょうか。

 前回ここに来た時も、大きな犬を連れた少女を見かけて、そんなことを感じたのでした。

前回行った時の記事

 安曇野は、こんなところです。


映画「黒部の太陽」

2013-07-21 | 映画・テレビ・本・英語

三船プロと石原プロが共同制作し、昭和43年に公開された大ヒット映画。

2部構成で、3時間45分に及ぶ大作。ノーカット版の公開は44年ぶり(2012年)。

館内は、想像通り、年配の人が多かった。

 

関西電力の黒四建設事務所次長を、三船敏郎。

第三工区熊谷組の岩岡班リーダーを、石原裕次郎(笹島建設の笹島信義会長がモデルらしい:同社HPより)。

第四工区佐藤工業社員を、宇野重吉、寺尾聰の親子。

小説の作者の木本正次氏が、「黒四で苦労した大勢の人たちの、人間の記録を書きたい。またこの工事で殉職した171人の人々のために紙碑を立てたいと思う。」と書いたそうですが、映画は、まさに、そうした映碑になっている。

山奥にダムを作るためには資材を運ぶトンネルが重要。トンネル区間に出現した破砕帯(フォッサマグナの西端)を縦断して掘り進む岩岡班の苦闘を中心に描かれている。

関電トンネルのトロリーバスに乗ると、6キロメートルのトンネルを16分で通り抜けるが、実際の工事では7か月が必要だった。

糸魚川・静岡構造線は、日本の中央にあって、東と西の地層がぶつかり合うフォッサマグナの西端。圧縮され粉々に砕けた幅80メートルの破砕帯。

そこには北アルプスの湧水の通り道になっており、毎秒660リットルの地下水と大量の土砂が噴出して、掘削作業は不可能に。

映画では、突然、人の死が様々な場面で訪れ、死に直面する人物の苦悩が重く描かれている。

時間と技術があれば克服できるのか。克服できないものだってある…。

若き日の裕次郎、三船敏郎、宇野重吉、辰巳柳太郎(岩岡の父役)、樫山文枝(岩岡の妻役)の熱演が印象的でした。


くろよん50周年

2013-07-20 | 国内旅行

高さ186m(国内第一位)の高さを有する黒部川第四発電所ダム(通称:くろよんダム)。

1956年から建設開始し、延べ1,000万人の人手により、7年の歳月を経て完成。今年で50周年。

行ってきました。たぶん、3回目。

山奥の渓谷に、よくぞ作ったと思う。

北アルプスの景観に配慮するため、発電施設や変電施設は、地中に作られ、姿は全く見えない。

長野県大町市の扇沢からトロリーバス。

途中、映画「黒部の太陽」で有名な破砕帯80mを通過する。

黒部第4ダムに到着です。

上の展望台に上がると、眼下に広がるのは、北アルプスの山々に抱かれたダム湖(黒部湖)。

ダムの傍らには、工事で亡くなった171名の犠牲者の慰霊碑がありました。

少し足を延ばして、ダム湖(黒部湖)からケーブルカーで黒部平まで。

立山連峰には、雪渓が見えます。

50年たっても、きれいなくろよん。来てよかった。


ゴーヤー君(8)お留守番

2013-07-15 | 家庭菜園・園芸

毎日、お水をあげないと、葉っぱが萎れてしまうゴーヤー君。

小旅行で家を空けるため、お留守番の準備しました。

・土を増やします。

・100円ショップで買った園芸用シートを切って、蒸発防止カバーをかぶせます。

・2リットルのペットボトルをごみ置き場から回収して、自動給水器を作ります。

自動給水器といっても、毛細管現象で、幅2センチに千切ったバスタオルを水が徐々に伝わって土にしみこむもの。

上は、4リットルのペットボトル。焼酎用でしょうか。

プランターの上には置けないので、バケツを土台にしてみました。

下は、4リットルと、2リットル。

帰宅して様子を見ると、1日半の留守で、萎れることなく耐えていました。成功です。

水の減り具合は、それぞれ1リットルで、合わせて2リットル。

給水量は、千切ったタオルの幅に比例するようです。もっと増やしてもいいかな。