沖縄県立美術館で 水木しげる展を見て来ました。
子供の頃から水彩画や風景画など絵画が上手だった。
太平洋戦争で出兵したニューギニア島のラバウルで現地の人と仲良くなり、戦後も交流を重ねた。その島で米軍の空襲を受けて、大切な左腕を失った。
戦後は、残った右手で才能を生かして、紙芝居から漫画描きになったが、売れない時代が続いた。
連ドラのゲゲゲの女房をご覧になった人はこれ以降は詳しいですね。
墓場鬼太郎、悪魔くんを描き、テレビくんで少年漫画にデビュー。これが漫画賞を受賞したこともあり、一気に人気作家になった。
極貧時代の水木しげるさんの作業場が復元されていた。腐って商品にならないバナナを安く貰って、夫婦で食べた。腐りかけの味は抜群だね。
本棚には、柳田国男全集があった。
柳田国男が遠野物語を発表したのは1910年。
日本民俗学の出発点と評価されたこの本には、水木しげるの妖怪のヒントも多い。
100年後に、水木しげるが遠野物語をコミック化した。わかりやすく面白く、柳田国男の遠野物語を読んで見たいと思った。
お盆の墓参り。
陽射しが厳しいので、日傘を差してみた。
郵便貯金したら、郵便局がくれたモノ。
これが、想像以上に、涼しい。
下に向ければ、地面からの紫外線照り返しも防げる。紫外線の6割は照り返しなのだ。
帽子より優れているのに、男性はなぜ使わないのか?
日傘は女性のモノ、その先入観は誰が作ったのだろうか。
水納島の海水浴&日光浴は、心がとてもリラックスできた。
しかし、1週間しても真っ赤に腫れ上がった背中とお腹の肌が治らない。
家にあったワセリンや消費期限切れのアズノールでしのいでいたけど、痒みと痛みが治まる様子がない。
やはり皮膚科に行こうと思ったのだが、土曜日は祝日、月曜日はお盆休み。3軒目で電話が繋がって、初めて行った皮膚科が女医さんだった。
この恥ずかしい日焼けを見られるのかあ。
「日焼け止めクリームは塗らなかったのですか?」
女医さんからストレートな質問が来ました。
「顔や肩、膝 スネなどはクリームを塗ったのですが、お腹や背中は塗りが足りなかったようです」
足のスネを見るとクリームの境界がよく分かる。
「沖縄の人は海水浴に行くんですか」
「あまり行かないみたいです」
次は、一般的な質問を混ぜて来ました。
それとも、私の落ち度をやんわりと指摘しているのだろうか。
「赤いところに薬を塗ってください。ステロイドが入ってます。皮膚はターンオーバーしてきます。」
「ターンオーバーってなんですか?」
今度は、専門用語を混ぜて来た。
皮膚が再生することだった。
「どのくらいで治癒しますか?痒くて夜中に目が覚めます」
「1週間くらいだと思います。飲み薬を1週間分出しましょう」
原因を的確に指摘して、再発防止の認識も持たせて、今後の見通しも明確だった。無駄がない。女医さんらしい。
私は無駄だらけだ。
台風13号くん、関東地方を目指して進んでいる。
今度は、今まで通り偏西風に乗って東に進むようだ。
10日に仕事で東京へ行くので、台風13号の進路予想が気になっていたが、通過は9日なので、大丈夫そうだ。1日遅れると困ったところだった。
台風14号くん、今日午後熱帯低気圧から台風に昇格し、沖縄へまっしぐら。11日には沖縄本島に接近する。1日早まると困ったところだった。
次々と発生する台風の合間をぬって、予定通り10日に沖縄から東京へ飛行機で飛ぶことが出来そうだ。
ラッキー!と喜ぶのは簡単だけど、この場面で自分の大切な運を消耗して良いのか?とも思う。
気象庁の予報円は、暴風警戒区域とは異なるから、大抵の飛行機は飛ぶと思うけどね。
エメラルドグリーンの海
サンゴが砕けた砂浜
青い空
沖縄本部町の離島です。
エアコンの効いたジムでトレーニングするより、青い空と綺麗な海で ノーンビリする方が健康的。
渡久地港まで自転車で1時間。
2リットルの水とお弁当とシートをスーパーで買って、15分で久しぶりの水納島。
水納ビーチにテントが3つあるが、ここは中央の島の人達のテントを選ぶ。
大きな浮き輪500円で借りて、今日は浮き輪でぷかぷかするのです。
聞こえてくるのは波の音。遠くの水上バイクの音
家族連れが多いね。
日光浴と海水浴を繰り返して、ノンビリ。
浮かんでいると、浜の方にユックリ流されて行く。
日焼け止めクリームに含まれている紫外線吸収物質がサンゴに悪影響を与えると科学者が指摘しハワイでは近々禁止するとのニュースがあった。
海辺だけでなく家庭やホテルのシャワーからも海に流れて行く物質らしい。
日本でも同じなので、メーカーは害のない製品開発に取り組んで欲しい。
100円のシャワーを浴びて水納島の売店でカキ氷。
気温が30度を超えるとアイスクリームではなくて、かき氷が欲しくなるそうです。確かに現在32度でーす。次々とかき氷の注文が続きます。