沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

台風5号の進路は?

2008-05-28 | 沖縄の気象・台風
台風5号が発生しました。
このところ、毎週のように、発生してますね。
進路が気になりますが、各社で微妙に異なるようです。

上は、バイオウェザーお天気情報 - 台風情報さん。
3日後まで、毎日の台風の位置や規模を一覧表にしています。
分かりやすいですね。
進路予想は、時速10kmで沖縄方面を目指しています。

次は、台風情報 - ウェザーニュースさん。
動画が楽しいですね。
進路予想は、4日後の土曜日になると速度を増し、北東に向きを変えると書いています。
沖縄はダイジョウブかな。

こちらは、台風情報 - 沖縄 - Yahoo天気情報
本日の気象庁16:30発表を伝えているようで、独自の進路予想はなさそうです。
ちょっと更新が遅いかな。

続いて、台風情報 - goo 天気
こちらは、本日の気象庁18:00発表を、内容も詳しく伝えています。
独自の進路予想は、なさそうです。

こちらは、気象庁 台風情報18:00発表です。
データはいろんな種類を詳しく、説明も豊富です。
進路予想は、沖縄方面を目指しているところまでです。
北東に曲がるとは書いていません。慎重ですね。
地図が広域過ぎて、ちょっと判りにくいです。

こちらは、米軍情報です。
進路予想は、土曜日頃、急にスライスし始めて、沖縄は大丈夫と予想しています。

どの予報が、近いのかな。

沖縄の身近な生き物たち

2008-05-27 | 沖縄のくらし
最近見かけた身近な生き物を紹介します。
まずは、アマサギ君。
目の前を悠々と飛んでいました。
サギも白いサギが多いですが、きれいな模様が特徴です。

次は、ヤモリ君。
沖縄では、普通、家に中にいるらしいです。
家の周りでも、キュッキュと鳴いています。
部屋の中で、突然、物陰から現れます。
向こうもあわてて、目だけ隠れて、隠れたつもりになっているのがかわいいです。

今日は、ゴミ箱の中にいました。
ヤモリ君、ニュースが気になるのかな。

最後は、ジャワマングース君
名護にも、ハブ対策になるのではと55年前に51頭が移入され、ハブというよりトカゲ類が少なくなってしまったそうです。
目の前を、あっという間に横切ります。
尾が長いのですぐにわかります。
一瞬ですから、お見逃し無く。
ネコ君は、マングース君の素早さに、ついていけないのでしょうね。

パイナップルが食べたい

2008-05-26 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
連日、29度や30度と暑い日が続いて、すっかり夏の沖縄です。
こういう時は、「果物の王様」パイナップルが食べたいなあ。
スーパーなら容易に入手できるかもしれないが、やっぱ生産量日本一といわれる東村の一面のパイナップル畑を見て、おいしいパイナップルをゲットしたい。

そう思うやいなや、自転車にまたがって出発です。
1時間走って、いよいよ山道に差し掛かります。
ここからが、キツイよ。

県道14号線は、上ったり下ったりの繰り返しで、心臓がバクバク。
左のこめかみ近くで、ズキン、ズキンと、自分の鼓動が聞えるよ。
これって、ちょっと健康に悪いかも…。
前回と違って、自転車を押してないからカラダにこたえます。
東村へ行こう(1)恥うすい碑 - 沖縄での一人暮らし

スコールが来ました。恵みの雨です。
路面から湯気が上っています。

なんで、こんなに苦労してパイナップルが欲しくなったのか。
スーパーや農協直売店に行けばあるかもしれないのに。
伝説の「恥うすい」の男女は、どんな想いでこの坂を上ったのだろうか。

やっとの思いで2時間かけて、慶佐次(げさし)の共同店にたどり着きましたが…。
7月まで店頭には出ないとのことでした。残念~(ーー;)
店推薦の海ぶどうをゲットして次に向かいます。

近くのパイナップル畑です。
まだ、実はこんなに小さいよ。
パイナップルは、葉で雨水を集めて大きくなるから、土が悪くても育つらしい。

気を取り直して、さらに自転車でえんやこら進んで、東村の役場近く平良(たいら)の「パイン」に行くと、ここではパイナップルがたくさん並んでいました。
ハウスパインが490円。2個ゲット。
リュックサックに入れて、ちょっと重いけどおんぶです。

自転車で子供をおんぶするってこんな感じなのだろうか、などと考えながら、2時間かけて、帰宅しました。
さっそく、ヨーグルトをかけて、いただきます。
甘さと酸味が、ちょうどいいです。
ヨーグルトがクリームのように感じられて、おいしいです。

海と島の雑貨屋さん(みんな島)(13)

2008-05-24 | 水納島(本部町)
沖縄は梅雨入りしたけど、今日はいい天気。
本部町の水納(みんな)島に行ってきました。
美しい島ときれいな海。

たっぷり泳いで甲羅干してシャワーを浴びて、島を散策。
「海と島の雑貨屋さん」、開店しているようなので入ってみました。
パーラーの向かい側ですが、閉まっていることも多く、貴重な機会です(^^♪

ガラス細工のとんぼ玉が、お薦めだそうです。
クラゲやヒトデが海の泡と一緒にガラス玉の中に入っている「クラゲ玉ストラップ」が気に入りました。
Masae工房の植田正恵さんの手作りです。
★海と島の雑貨屋さん★とんぼ玉

店番をしているのは、旦那さんと子供達です。
みんな島の「唯一の中学生」が、ここにいました。
去年、水納島小学校長にお会いした時、「来年は中学校長も兼ねるの。」と嬉しそうに話していましたが、この子のおかげでした。
あと二人は小学生です。しばらく安泰です。

HPにある正恵さん、見たことあると思ったら、この前みんな島に来た時、港で船のロープを受け取っていた人でした。
島の生活をつづった日記が面白いです。
「ゆんたく!島暮らし」
日記にも出てくるけど、人口の少ない島では、一人で何役も兼ねてます。

この監視台に座っているおじさんは、船が到着後海水浴に来た人を集めて注意事項を説明して、終わるとバイクで追い越してレンタルショップに先回りして、店で待っていた人です。
今日も、魚の名前を教えてもらいました。
帰りにレンタル品を返そうとしたら、バイトの子が不在だったので、走って追いついてきて、受け取ってくれました。

嵐山展望台

2008-05-23 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
今帰仁(なきじん)村にある嵐山展望台です。
眼下に、羽地(はねじ)内海が広がっています。
多島景観が美しいです。

下のガイドマップの中央に現在地があり、そこから右方面を見ています。

こちらはパノラマにしてみました。
右から、名護、奥武(おう)島、屋我地(やがじ)島、今帰仁です。
このうち、屋我地島まではつながっていますが、今帰仁いは行けません。
奥の方には、大宜味(おおぎみ)村や古宇利島も見えます。
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中央の細い部分が、屋我地島と今帰仁村の間にあるワルミ海峡です。
アーチがかかっているのは、工事中のワルミ大橋です。
「近くて遠い」両者の距離が、この橋で「近く」なります。

古宇利島の好きなところ

2008-05-18 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
夕日を浴びて、輝いている古宇利(こうり)大橋です。
エメラルドグリーンの海、屋我地島の森、名護の森と橋が美しいです。

橋の途中に2箇所、海に張り出して展望できる場所があります。
橋が、古宇利島にまっすく届いています。

眼下は、きれいなサンゴ礁。
これだけの広いエメラルドグリーンの海は、なかなか見れないです。
駐車禁止なので、橋の手前で同乗者を降ろし橋の歩道を歩いてもらい、橋の終点にある駐車場から引き返して合流する、というのはいかが。

ここは、島の生活空間なので、車は無理です。
家々は、南に面しています。
バナナかな。

この船は、サバニですね。
漁業に使ったのかな、それとも祭祀用かな。

馬がのんびりと草を食べていました。

今年も、島ダコの刺身で元気回復。
自転車を見て、島に泊まるの?と聞かれた。
名護からだと1時間くらいですよ。
去年も、同じようなことを聞かれたなあ。
橋ができたのは3年前。
それまでは船が唯一の手段だったから、自転車のイメージが湧かないのかな。

島では、厳しい農業が続いています。
水遣りも、風当たりも、炎天下で大変です。

「売地」の看板が増えてきました。
農業を続けるよりも、豊かになるのでしょうね。

ホテル計画反対の看板もありました。
島の風景も、変わってしまうんでしょうか。

橋には、街路灯がないです。
美しい島であり続けて欲しいです。

やぎの家(屋我地島)

2008-05-17 | 名護市
屋我地島をサイクリングすると、いろんな景色に出会えます。
日曜日でも畑作業で働いている人々を数多く見かけるけど、写せないのが残念です。
レンタカーでは、生活路やあぜ道には入れないので、自転車って便利ですね。

去年見つけた「山羊の家」です。
山羊さん、大事に育てられているんだ。
近づくと、窓から顔を出して、メエメエ鳴いておりました。

オランダ墓近くで釣りをしている人。
いいなあ。
大きいのが釣れたら、晩御飯になるし。

運天原(うんてんばる)の小さな漁港です。
遠くに見えるのが、対岸の運天港です。

公民館で、お年寄りが、楽しそうにゲートボールしていました。
「6:30」って…。
子供は、6:30分に起床して、6:30分に帰宅しよう、という運動らしい。
ラジオ体操に、遅刻するんじゃないのかな。
沖縄は、日の出、日の入り時刻が30分以上時差がありますね。

町は海沿いにあり、島の中央部の高台は農地です。
見晴らしのよいところに、パイナップル畑が広がっていました。

島を周遊する県道です。

ワルミ海峡をつなぐ橋の工事をしています。
完成は2年後出そうです。

手前側が、屋我地島です。
橋ができて格段に便利になるけど…、
島の風景も変わってしまうかな。

オランダ墓と運天(うんてん)港

2008-05-16 | 名護市
屋我地島のワルミ海峡沿いに、自転車で北進すると、小さな漁港がありました。
すぐ隣に「オランダ墓」の案内が…、なんじゃいな。

やや不安な気持ちに駆られるところですが、自転車で進みます。
道は舗装されてないけど、ちゃんと除草してあるし、大丈夫。

海沿いに進むと木製の階段があり、ちょっと登ると、見晴らしのよい岩場の上に2人分のお墓がありました。
きれいに、掃除され、お花も咲いています。

泡盛も、2人分、丁寧に添えられていました。
雨水じゃなくホンモノです。
手厚く、守られています。

墓碑がありました。
日本語と英語とフランス語かな。
当時、西洋人のことを「オランダ」と呼んでいたようですが、ここには、病で倒れた2人のフランス人が眠っています。
オランダというよりも、フランス墓ですね。

1846年、琉球王朝と貿易交渉をするために運天港に来た3隻のフランス船。
1ヶ月滞在したのですが、交渉不成立で長崎に向かいました。
その際、病で2人の方が亡くなったのですが、琉球国は手厚く墓を設け、今では地元の人が守り続けています。
名護市の文化財と史跡21
運天(うんてん)港や古宇利(こうり)大橋が見渡せる、いい場所です。

対岸の運天港から見た風景です。
右3分の一の出っ張ったところにお墓があります。
運天港は当時も大きな港で、黒船ペリーも薩摩も、那覇港入港の前に立ち寄っています。

今は、伊是名(いぜな)島や伊平屋(いへや)島へのフェリー基地です。

交渉は決裂したとはいえ、外国の賓客を大切にする沖縄の人の優しさ。
異国の地で亡くなった方の無念さを思い、お墓を守り続ける沖縄の人の気持ち。
とても感じられる場所でした。

シオマネキ君

2008-05-15 | 沖縄の海
屋我地島のワルミ海峡に行って来ました。
羽地内海の海水が、潮の干満で激しく海峡を出入りするそうです。
ちょうど、引き潮でした。

なんか、動いたような…。
しばらく、じっとしていたら、出てきました。
たくさん、穴から出てきました。

敵の気配を感じると、ハサミをたたみ穴に逃げ込みます。

オキナワハクセンシオマネキ君

「潮が早く満ちてくるようハサミで招いている」ように見えるので、シオマネキという名前がついたそうです。
実際は、オスがメスを招く求愛行動だそうです。

潮が満ちて来て、水中に潜りました。

台風2号とサンゴ礁

2008-05-14 | 沖縄の海
台風2号が接近した日曜日。
強風で波が高く、離島への欠航が続出しています。
水納島への高速船も、伊平屋島へのフェリーも欠航です。
今日は、往復一便しか運行しないんだ。


古宇利島の北海岸へ行ってみました。
サンゴ礁の縁では、大きな波が砕けています。
海岸はというと、サンゴ礁の浅瀬のおかげで、大きな波がさざ波に減衰しています。
こういう自然の技術を海岸防災に生かして欲しいなあ。

南側のビーチはエメラルドグリーンの海が広がっています。

古宇利大橋も美しいです。

甲羅干しをしました。


茅(かや)打ちバンタ

2008-05-13 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
高さ70mの断崖、茅(かや)打ちバンタです。
バンタとは、沖縄の方言で崖。
茅打ちとは、茅の束を崖から投げこむと、強風で吹き上げられバラバラに飛び散ったことから、この名前がついたそうです。

最先端まで行ったら、ゲゲッ。
あるべき転落防止柵が、ないです。
これはもう、足がすくみます。
横風でも吹いたら、背筋がぞっとします。

前方には宜名真(ぎなま)の集落が見えます。
集落の耕作地は、辺戸(へど)にあったため、この険しい崖を登って行かなくてはならなかった。

茅打ちバンタのすぐ隣に、険しい切り立った崖道があります。
「もどる道」です。
以前にも紹介しました。
国頭村3もどる道 - 沖縄での一人暮らし

1912年、辺戸尋常小学校長に就任した27歳の当山正堅(とうやませいけん)。
道路を広げる計画を立案し、宜名真の人たちと難所の工事を行なった。
若くして、偉大な人だね。

奥(おく)共同店

2008-05-12 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
ここが、101年の歴史を有する沖縄の共同店の原点です。
国頭(くにがみ)村の奥(おく)集落は、沖縄本島の最北端、国道58号の終点です。
1906年4月、奥で雑貨商をしていた糸満盛邦は、店の利益を奥の人々に還元するため、店を提供し、村の共同事業で経営することを思いつきました。
日用品だけでなく、薪、炭、材木、茶などの生産物を共同店が収集出荷し、沖縄全体に広まりました。

奥共同店80周年の際に建てられた碑が、店の入り口にありました。

「何を買おうかな~。」と店内を一回り。
新茶も美味しそうでしたけど、やっぱりこれだね。
「祝奥共同店100周年」記念ボトルなり。
泡盛久米仙30度で、味もいけます。
ここだけの限定販売です。お土産にいかが。

店の外に出ると、広場一面に沢山のこいのぼりが風にそよいでいました。

やんばる学びの森(国頭村)

2008-05-11 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)
やんばるの森を詳しく見たいなら…、
国頭村環境教育センター「やんばる学びの森」へ行ってきました。
やんばる学びの森 blog
安波(あは)ダムの近くにあります。
オフィス、喫茶室を兼ねたビジターセンターです。

森の中にネイチャートレイル(自然観察路)があるという。
300円ですが、道が整備されているのがいいね。
この森の中に、コースがあります。
1時間で戻ってこれるかな。

入り口です。
足拭きマットが置いてあります。
カエルツボカビなど、カエルやイモリを絶滅させる菌を観光客が持ち込まないように配慮しています。

歩きやすいよう木道が整備されています。
谷を渡ったり、樹を上から見たり、森をいろんな角度から見れます。
日本で見ることのできる野鳥600種類のうち、沖縄では75%に相当する450種類も見れるそうです。
シジュウカラやアカショウビンが鳴いていました。

森を抜けると、開けた湿地帯がありました。

オキナワシリケンイモリ君です。
沖縄県の天然記念物のイボイモリではないかといわれましたけど…。
尾を使って素早く移動します。
無防備だけど、野鳥や魚に狙われないのかな。
姿を隠しているカエル君たちも、にぎやかです。

やんばる(山原)ドライブ

2008-05-10 | 沖縄のくらし
高低差がありすぎて自転車では行けないヤンバルの森を、レンタカーで回ってきました。
頂上です。標高なんと246メートル。
高さは低いけど、海も見えて、いい眺めです。

沖縄本島北部の東海岸を北上します。
信号機も人家もないため、ついスピードが出てしまいますが…、

「スピード落とせ」ではなく、「希少野生生物に注意」の看板です。
ヤンバルクイナですね。

イボイモリに注意してください。
道路の側溝の形が工夫されています。

ヤンバルクイナに注意の看板が、数多くあります。
午前中に、車に轢かれることが多いそうです。
ヤンバルクイナ輪禍過去最悪- 琉球新報

ヤンバルの森は、米軍の演習地域となっているところが多いです。
開拓して農場となったところもあります。

覗き込むと、背筋がぞっとするダムです。
こういうのは、苦手です。
ダムの名前は…、書いてあります。

北部のダムが、沖縄の水資源を支えています。
上流のダムが中下流のダムとつながっています。

東海岸に出ました。
太平洋の海です。

本部(もとぶ)町のカツオ

2008-05-09 | 本部町
水納(みんな)島といえば、本部(もとぶ)町です。
本部町といえば、カツオの一本釣りの町です。
伊江島へのフェリーが発着できるのは本部港ですが、水納島への高速船やカツオ漁船の港は渡久地港です。

これは、水納島の珊瑚が造った砂浜です。
うっすら遠くに見えるのが沖縄本島の本部です。

水納島への高速船乗り場です。
昨年改修して、立派な待合室が出来ました。
水納島のシャワー室やトイレ、待合室も前年に完成しています。
本部町は、役場は今にも壊れそうな庁舎だけど、観光客のための施設には一生懸命取り組んでいますね。

渡久地港には、鯉のぼり?がかかっていました。
雨の後なので、川の色が赤く変化しています。

良く見ると、カツオでした。
それで、トップの写真の説明です。
公設市場の魚屋さんに、珍しく人だかりです。
夕方に、カツオが入荷したので大繁盛です。
耳を澄ますと、一尾1300円で刺身にしてもらえるようです。
買いたいけど、一人じゃ食べきれなくて残念です。