バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

楽しい時は早く過ぎる

2009年03月15日 22時34分03秒 | バス運転士

休日の朝、某駅からの乗客は少ない。しかし、今日はたまたま団体さんが乗ってきた… 「もう乗っていいですかぁ~?」「○っくん、バスだよ。バァ~ス!」「そうそう、確定申告って面倒臭いんでしょ…」「いや、土地なんかを持ってなきゃ簡単だって…」「○っくんのお母さんの車は何?」「ヴィッチュ」「ヴィッツって日産だっけ? どこだっけ?」「○っくんは英語も出来るんだよ」「え、そうなの?」「教育おじいちゃんが、そういうオモチャを買ってくるのよ。リンゴを英語で言わせてみて!」「へぇ~、○っくん! リンゴは英語でなんて言うの?」「アポォ~ッ!」「すごぉ~い。発音がいいわぁ~!」「じゃあ、傘は?」「…」「あ、まだリンゴと米しか教えてない!」などなど… とても賑やかな“一爺・四婆・一幼児”だった。発車時刻が近づいて、私がバスのエンジンをかけると「あらやだ、時間が経つのは早いわねぇ~」「あっ! ○っくん、発車オ~ラァ~イ!」「お喋りしてるとホント早いわねぇ~」などなど… 発車時刻まで20分近くもある場合は、私も車外に出て缶コーヒーを飲んだりすることが多い。しかし、今朝はお腹の調子がイマイチで、車外の冷たい空気にあたりたくなかったのである。だからといって、ただ運転席でジッとしているのは辛い… が、今日は楽しい皆さんのお陰でアッと言うまでした。