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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

現金おじさんと定期おばさん

2009年03月23日 23時58分35秒 | バス運転士

あるバス停で、一人の男性が「300円だけど、どうすれば…」と言った。運賃は270円である。私は「100円だけ、こちらで両替をしていただいて… 200円はこちらへ入れて…(その間に、両替金の50円玉1枚と10円玉5枚が出てきて…) あと70円をこちらへ入れてください」と説明した。男性は投入金額の表示を確認するように、硬貨を1枚ずつ運賃投入口へ入れていたのだが… なぜか230円に… 私は「もう一度、50円玉を両替していただいて、あと40円を入れてください」と言った。おじさん、酔っ払っていたのかなぁ…???

あるバス停で、三人ほどの乗客が降りた。車内には、立ったままバッグの中をゴソゴソやっている女性がいたので、しばらく待っていた。降車口へ歩いてくる気配がなかったので「(発車しても)よろしいですか?」と声を掛けたところ、「はい、いいです」と言って座った。次のバス停で、五人ほどの乗客が降りた。そして、最後にその女性が降車口へやってきて「定期券を持って乗ったはずなんですけど… (自分の)バッグの中か、座席のあたりに落としてしまったみたいで…」と言いながら運賃の270円を出そうとした。私は「見覚えのある顔だから、定期券を持っているのは本当だろう」と思って、「あぁ、(270円は)いいですよ。(定期券は)私もあとで探しておきます」と言った。そして、駅に到着した時に探してみると、めでたく座席の下から出てきました。が、その定期券には【再】の文字が… ひょっとして再発行!? おばさん、そそっかしいのかなぁ…???