あるバス停から発車する場合、交通の流れを妨げないように、時間を見計らって待機所から出るようにしている。そんな何分も前から車線をふさぐなんて出来ませんからねぇ…
昨夜7時半頃、私は待機所から出て左車線で信号待ちしていた。その交差点の20mくらい先にバス停があり、そのすぐ手前に1台のマイカーが止まっていたけれど、おばさんが左後ろのドアを開けて立っていたので、私は「お迎えか何かで、すぐに出て行くだろう」と思ったからである。
ところが、おばさんは車の横に立ったまま乗り込もうとしなかったので、私が「あれまぁ… 右車線で待てば良かったか…」と思っていたところ、交差点の右方向から1台のパトカーがサイレンも鳴らさずにやってきて、その車のすぐ後ろに止まった。私は「やったぜパトちゃん、ナイスタイミング! その車をすぐに追い払ってくれぇ~」と心の中で叫んだ。
それでもマイカーは出て行かなかったので、まずはパトカーの運転席から一人、続いて助手席から一人、続けて警察官が出てきた。私が「行け行けぇ~! もうすぐ信号が変わっちゃうぞぉ~」と思っていたら… 助手席から出てきた警察官が、なぜか“矢印の付いた立札”をパトカーの後ろに置いたのであった… 私は「えっ!? なになに? そんなのありかよぉ…」と驚きながら右ウインカーを出したのであった…