某駅を発車して、「○○停(一つ目)、通過します」と言いながら一つ目のバス停を通過して、車内のバス停表示を次へ送るボタンを押した。すると、なぜか「次は△△停(三つ目)…」と流れたので、私は慌てて「あ、すいません。次は××停(二つ目)です」と言いながら「私がボタンを押す時に、ちょうどオンかオフかの微妙なところで手が上下してしまったのかな?」と思っていた。しかし、そんなことはこれまでに一度もなかったのだが…???
約40分後… また某駅を発車して、「○○停、通過します」と言いながらボタンを押した。すると、またもや「次は△△停…」と流れたので、私は慌てて「あ、すいません。次は××停です」と言いながら「おかしいなぁ… 発車時はちゃんと始発の表示になっていたのに… このバスが古いからボケているのかな?」と思った。
さらに約1時間後、二度あることは三度ある… 今度は逆に某駅が終点で、その一つ手前のバス停を通過しながらボタンを押したところ… 終点の案内を飛ばして「このバスは某駅発…」と、次の始発の案内&表示になってしまったのである。当然、車外の表示も変わっており… ちょうど某駅を出てきたバスの運転士に見られちゃっただろうなぁ…。。。
その後も、そのバスに4時間ほど乗っていたが、そのようなことは起こらず… やっぱりボケなのはバスではなく… う~む… ですかねぇ~!? それではなぜ…??? 私がバス停でも何でもないところでボタンを押していたとか!? おいおい、そりゃ洒落にならんぞ…
朝の通勤時間… バスは既に満員であった。そして、さらに次のバス停からも数名の乗車があったのだが… その中の男性(推定30歳くらい)が機械にカードを通すと“残高不足”だった。彼は「(不足分の支払いを)現金で…」と言いながら、財布の中の小銭をチャラチャラと掻き回していた。そして「お釣りは出ますか?」と言ったので、私は「はい、出ますよ」と答えた。すると彼は財布の中から紙幣を取り出して「一万円なんですけど…」と言った。“残高不足万札男”の登場に呆れてしまった私は、カバンから“五枚ずつ折ってある千円札の束を二つ”取り出して、力のない声で「ココに千円入れて…」と言うだけであった。気が付けば、その先の信号は“二度目の赤”になっていた。バスはこんなことでも遅れるのである。