先日の朝、営業所から出発する直前のことだった。バスの車輪止めを外して、前扉右にある所定の場所に収納… その時、車輪止めと収納場所の縁の間に中指を挟んでしまい、思わず「いったぁ~っ!」と叫んでしまった。見ると、中指の爪の付け根の部分の皮がめくれてしまっていた。もう時間がなかったので、そのまま白い手袋をして、運行開始したのだが… ズキッズキッと痛みが走り、手袋にもジンワリと血がにじんできた。
幸い、それ以上悪化することはなかったけれど、その日(その古いタイプのバス)では“プチ車輪止め恐怖症”になってしまった。もともと「車輪止めは面倒くさい」と思いながらも「やらなきゃいけない」ことも分かっているので、ちょっとくらいの休憩時間があってもバスから降りないことが多いのに… その日はいつもより水分摂取を控えて、トイレにも行かずに済むように過ごした。
車輪止めを使ったり片付けたりすることなんて… タイヤチェーンじゃないんだから、そんなに時間がかかるもんじゃないんだけど… 何となく気分的にねぇ… 私がそんなふうに思っているから、車輪止めで怪我をしたのかもしれないなぁ…(なんのこっちゃ!)