昨日の夕方、某駅をなんとか定時に発車したのだが… その後、道中の所々で渋滞にハマって、営業所(終点)への到着が25分も遅れてしまった。本来ならば、そこで15分の休憩があったのだが、今回はそれどころではなく、次の営業所発を10分遅れで出ることになってしまった。
その営業所停では二人の乗客(推定30代女性と推定40代男性)が待っていた。私は「大変お待たせして申し訳ございません」と言いながら前扉(乗車扉)を開けた。すると男性が「このバス、○○分だよね?」と言った(怒っているというよりも、確認している感じだった)ので、私は遅れた理由を簡単に説明した。
その後も各バス停から1~2名ずつの乗車があったので、私は前扉を開けては「大変お待たせしてすいません」を繰り返しながら「また何処かで説明をしなければ…」と思っていた。
すると、その次のバス停で乗ってきた一人のおばあさんが「どうして10分も遅れるの!」と吐き捨てるように言って、さっさと車内後方の座席へ行ってしまった。そのような疑問を持つのは当然で、常にバスが営業所を時間通りに発車できると思っているからである。
「今がチャンス!」と思った私はエンジンを止めて、運行カードを見ながら「バス遅れまして大変ご迷惑様です。このバスは×時×分に某駅を時間通りに発車しましたが、途中の渋滞が激しく、終点の営業所への到着が20分以上遅れました。そのため営業所の発車が10分遅れてしまいました。申し訳ございません」と説明してから発車した。
その後も途中のバス停で一度、終点で一度、バスを停めて同様の説明をした。不器用な私は、バスを運転しながらこんなに喋れませんから…