バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

張り切りすぎ注意!

2010年05月14日 19時52分17秒 | いろいろ

学生時代にやっていた軟式テニスと、昨年から習い始めた硬式テニスの微妙な違いに悪戦苦闘中… それでも楽しいテニススクールである。

試合形式の練習中、自分のペアの頭上を越えたボールを追い掛けて、無理な体勢から「んがぁ!」とボールを叩いたところ… 「ガァ~ン」という音が聞こえた。私は体勢を崩していたので、ボールが何処へいったのか分からなかった。しかし、相手のコートにボールが返っていないであろうことは分かっていたので、私は「すいませぇ~ん」と言いながらコートに戻ったのだが… 他の人たちは天井を見上げたまま「落ちてこないねぇ…」と言っていた。すぐにコーチが「松井さん、あとで取っといてね!」と冗談を言った。どうやら、ボールが天井の照明器具か何かに引っ掛かってしまったらしい… どうもすいません…

テニスラケットの網が張ってある部分は、特に裏も表もないのだが… あえて“表面と裏面”という言い方をすれば、軟式テニスのボレー(ネットの近くに立って相手コートに「パコーン!」とボールを跳ね返すこと)は、ボールが正面に来ようが、右に来ようが、左に来ようが、すべて“表面”でボールを打ち返す。しかし、硬式テニスのボレーは、ボールが左に来た場合には“裏面”を使う(私は右利きなので…)。最初から「左に来る」と分かっている練習ならばともかく… 急に左に飛んできたボールに対して、私の体が反射的に“軟式(表面で打つぞ!)”の動きをしてしまうことがあるのだ。すぐに私は「あ、間違えた!」と言いながらラケットを“硬式(裏面で打たなきゃ!)”に戻そうとしたが間に合わず… ラケットを表面から裏面に向け直す途中の“面ではなく棒の状態”で、たまたま綺麗にボレー出来てしまった。他の人たちは驚いたような呆れたようなで… いや、本人は真面目にやってるんですけどねぇ…

最後には、相手の打ったボールがフワァ~ッと私の頭上を越え… しかし、その時の私の判断も比較的早く、サササササァ~ッと下がっていき、何とかボールに追いついて「バシッ!」と… 「行き先はボールに聞いてくれぇ~!」とばかりに着地したところ、足がもつれて後方へゴロリンコと一回転… 他の人たちは笑いながらも「大丈夫?」と心配してくれた。私は「大丈夫です」と言ったのだが… ロッカールームで長袖ウェアをまくって見たら、左ひじを擦り剥いて血が滲んでいた。あらら… ちょっと張り切りすぎたかな? ハハハ…