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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

土日切符の売れ行きは…

2010年05月22日 21時56分38秒 | バス運転士

週末は“土日自然環境保護運動切符”がよく売れるので、30枚ほど余分に持っていくことが多い(通常は10枚所持)。しかし、その売れ行きは路線によって大きな差があり、余分に持っていく必要がない場合もあるので、いつも私は始業点呼時に「この路線では必要ですか?」と上司に尋ねている。

今朝もいつものように尋ねたところ「その路線だったら、10枚もあれば大丈夫だよ」と言われたのだが… 朝一本目の運行で、あっさりと5枚も売れてしまった。「おいおい…」と不安になった私だったが、その後は“フリーパス”を持ったお年寄りが乗客の大半を占めるようになったので、それほど売れなかった。私は「さすが上司… だてにここで2年も3年もやってないなぁ~」と思った。

午後4時頃、残りの“土日切符”は3枚だった。私は「この時間になれば、ほとんど帰宅する人ばかりだし… もう大丈夫だろう」と思ったのだが… その直後の運行で、ある熟年夫婦から「“土日切符”2枚下さい」と言われ、その次のバス停から乗ってきた若年夫婦から「“土日切符”2枚下さい」と言われしまい… ゲームオーバー! 私は泣く泣く「あと1枚しかないので… 駅で買って下さい」と言った。

以前と比べて“土日切符”の認知度がアップしているのかもしれない。だから、かつては「10枚もあれば大丈夫」な路線だったけれど、今では「10枚では足りない」路線になってしまったのだろう… 今後は、黙って30枚持って行くようにしよう!(実際、売上枚数は増えているのだろうか…???)