いくらバス停とはいえ、そうそう何分も路上に止まっているわけにはいかない。それが朝の通勤時間帯であれば尚更… さらに他社バス停が10mくらい先にあり、他社の先発バスが来るとなれば尚更尚更… である。
私がバス停の少し手前で待機していると、予定通り一台の他社バスが来た。しばらくして、私は「もう来ないだろう」と思って、自分のバスの発車時刻の2分くらい前にバス停へ着けた。
約2分後、案内をして扉を閉めて右ウインカーを出して発車… と思ったら、ちょうど他社バスがすぐ右後ろに来たところだった。
私は「先に行かせてくれるだろう」と思ったのだが… そのまま目の前の他社バス停に止められてしまったのである。私は「えっ? 行かせてくれないの?」とちょっと驚いた。
しかし私は「ひょっとして、かなり遅れて来たのかな? それならばすぐに発車するだろうから、ちょっと待っていよう」と思ったのだが… 乗降客もないのに止まったまま… 結局、そのバスの発車時刻と思われる2分後に動き出した。
いつもは大人しく追走する私だが、今朝だけは「えぇ~い!」とすぐ次の他社バス停でそのバスが止まっているうちに追い越した。しかし、途中の某ターミナル手前までに5分くらい遅れてしまい「遅れた分、乗客が多いぞぉ~」と覚悟して行ったのだが… なぜか2台の先発バスも遅れていたらしく、ちょうど発車するところだったのである。
そのターミナルから既に私のバスは“連結の最後尾”になってしまい、そこからは“専用レーン”なので何も考えずにひたすら追走… すると、いつの間にか“追い越したバス”に追い付かれていた。まぁ… そんなもんだ。