朝6時半過ぎ、ある交差点を左折して、広い国道に出たところ… 大型トレーラーが中央分離帯に頭を向け、道路を完全に封鎖する形で止まっていた。そして、そのトレーラーの向こう側に止まっていると思われる車の赤色灯が、道路沿いの建物に反射していた。
私は「ゲゲッ! 事故か!? とりあえず営業所へ電話しなければ…」と思った。が、すぐにトレーラーがバックし始めたので、私は「あぁ~、良かった。警察が“邪魔にならないように”誘導してくれているんだ」と思った。
しかし、そうではなかった。トレーラーはそのままバックし続けて、某運輸会社の敷地に入って行ってしまったのである。私が「???」と思っていると、トレーラーの陰で見えなかったパトカーと、その前に止まっている軽自動車が現れた。
歩道上では、2~3人の警察官と一人の男性が何やら話し中… 信号無視で捕まったのか、不審車両として職務質問されているのか… いずれにせよ「警察24時ではないか!?」と思った私は、ついついテレビ局のカメラを探してしまった…
残念ながら、そこにはテレビ局のカメラはなかった。しかし、もしもテレビ局のカメラがあったとしても、下手なことはできませんけどね。だって、運転士は常にドライブレコーダーの“車内カメラ”で撮られているから…