バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

遅い、閉まらん、忘れる!

2017年07月09日 21時06分47秒 | バス運転士
今日のバスは“中扉の動きが鈍かった”ので、バス停で降車客扱いをした時には… 通常よりも2秒くらい遅れて発進せざるを得なかった。乗車客の方が多ければ、先に中扉だけ閉めておけばいいのだが… そうでない場合は、ちょっとイラッとしながら発進… そんな一日であった。

「たった2秒」と笑うなかれ… バス停の目の前の信号が変わりそうな時の2秒は、とぉ~~~っても長く感じられるし、非常に大きいのだ。そこの信号サイクルによっては、2秒が2分にも20分にもなってしまうからである。(20分って… あぁ、その信号待ちの間に、その先で事故が発生して大渋滞… ってか!? そんなことあれせんわ!)

中扉と言えば、何年前だったか… 雪が降っている朝に、終点の一つ手前で降車客扱いをしたのだが、なぜか中扉が閉まらなくなってしまったのである。開閉レバーを何度も操作したけれど駄目… 中扉を叩いたり蹴ったりしたけれど駄目… 私が悪戦苦闘している間に、「もう近いから」と乗客全員が降りて行き… その後、中扉の外側に付着していた雪の塊が落ちたと同時に中扉が閉まったという… そう、中扉のセンサーを雪の塊が覆っていたのである。あ~ぁ…

また、雪でも何でもない時も油断は禁物… 先日、あるバス停で止まって降車客扱いをした後、中扉開閉レバーを操作したのだが… 扉がピクリともしなかったので、「えっ!? なんで?」と思いながら、二度三度とレバーを操作… すると「プシュ!」と閉まりかけたのに再び開いて… また閉まりかけて開いて… 最後には閉まったので、私はバスから降りて“雑草退治”をせずに済んだのだった。

そう、歩道に生えている長い雑草が、風に吹かれてユラユラ揺れて… 中扉のセンサーに感知されたりされなかったりしていたのである。うん、そういう場所では、バスを歩道に寄せない方がいいかもね! とか言いながら、ボケな私はすぐに忘れ… 同じ失敗を繰り返すんだよなぁ~ ハハハ…(そうそう、ボケなオマエは時々… ズボンの“中扉”も閉め忘れるもんなぁ~ ハハハ…)