リクルートスーツ軍団と臨時バス

朝７時過ぎに某駅を発車、特に問題なく３０分くらいで☆☆駅に到着…　数分後、「今日は土曜日だし、乗客もほとんどいないだろう」と思いながら☆☆駅の乗り場へ移動したところ…　そこには４～５人のお年寄りだけ…　ではなく、“２０人ほどのリクルートスーツ軍団”が並んでいたので驚いた。

が、すぐに「そういえば、今日だか明日だか…　路線沿いの某高校で教員採用試験だか何だかがあるとか…　そのために臨時便を出すとか出さないとか…　そんなことを誰かが言っていたような…？？？」と思い出した。果たして、リクルートスーツ軍団は、終点・某駅の３つ手前の某高校停で降りたのだった。

その後、終点の２つ手前のバス停で乗降客扱いをして、１つ手前のバス停を通過して、急な下り坂を某駅へ向かって慎重に走っていたのだが…　その時、左側の歩道をゾロゾロと上って来るリクルートスーツ軍団（５０～６０人か…　それ以上！）と擦れ違ったのである。

それを見た私は「これだけの人数が歩いて来るということは…　臨時便が控えているバス乗り場には、相当な数のリクルートスーツ軍団が並んでいるに違いない！」と思いながら終点・某駅へ…　そして、降車客扱い後に待機場所へ移動しながら乗り場を見て驚いた。なんと！　僅か１０人くらいしか並んでいなかったからである。

結局、臨時便には２０人も乗らず…　それから約２０分後の定期便（私のバス）にも１５～１６人が乗っただけ…　なんなんじゃ？　歩いて行った人の方が圧倒的に多いじゃないかぁ～　その後、「来年も臨時便を出すならば、プラカードを持って立っていた方がいいかもね」と、某駅の乗り場で立ち番をやっていた上司の１人と話したのだった。

例えば、“試験会場行きの臨時便、すぐに発車します”と大きく書いて…　下の方にちいさく“弊社バス”と書いておいて…（ん？）　しれぇ～っと“弊社バス運転士の試験会場”へ連れて行って…（こらこら！）　そのままズルズルと大勢の女性を採用して…（気が付くだろ！）　「弊社では、多くの美人運転士が活躍しています！」とテレビなどで取り上げてもらえば、男性運転士も増えるかもしれないなぁ～　ハハハ…（そんな理由で入社する男はオマエくらいだ！）