バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

私のアンチエイジング!?

2019年12月04日 19時11分08秒 | 仕分け作業(夜勤)
今週も、我が若きリーダーの「松井さんにヤル気を出してもらわなきゃ!」的な策略により、作業終盤には女子大生と二人一組で作業を行っている。仕分け作業終了後、平均十数個の荷物が入っている重い箱がいくつも積まれている区画で… まずは、彼女が仕分け作業で使った機械の画面に表示された箱を次々と抜き出し、私がそれを運搬車に次々と積み込む。次に、彼女が運搬車を所定の場所へ運んでいるうちに、私が次の運搬車を持ってきて… それを20回ほど繰り返すのである。

かつては、正社員が「こうでなければならない」とか「あれをやってはいけない」とか… 何かとうるさかったのだが、最近はそこまで暇ではなくなったのか、何も言われなくなっていて… 各組が“少しでも早く作業が終わるように”工夫しているようだ(かつては、そういう工夫を「他倉庫ではやっていない」「某国ではやっていない」という理由で否定されていた)。

基本的には“機械を持って作業する人(彼女)と機械を持たずに作業する人(私)”が二人一組となって作業するのだが… 私は、仕分け作業時から機械を持っているので、彼女が運搬車を所定の場所へ運んでいっているうちに、機械を使って“次に積み込む荷物”をチェック… 事前に準備しておくのである。が、それを察知した彼女が“私が準備を完了する前に戻ってこよう!”としたりして… 自然と「勝った」「負けた」と笑いが込み上げてくるのである。

ある時は、私が次の荷物を準備しようとしていたら、不意に「フフフフ…」という“笑いを押し殺したような女性の声”が聞こえてきたので、一瞬“聞こえてはいけない声”だと思ってしまった私の体はビクッと反応… その直後、通常とは違う方向から彼女が現れたのである。もう笑いが止まらない彼女… 声の正体が分かって笑うしかない私… そんな感じで、いつも楽しく順調に作業は進められたのだった…

昨夜、契約夜勤組女性陣の一人から突然「松ちゃん! 頭が黒くなっとる!」と言われたので、私は「???」となった。続けて「頭の後ろの方… 昨日まで真っ白だったのに、今日は真っ黒になっとる! ひょっとして染めた? 違う? きっと若い女の子とお喋りしたから若返ったんだわ。松ちゃんは後ろなんて見えんから分からんでしょう? 私はずっと見とるもん! 最高のアンチエイジングだね。もうすぐ前の方まで真っ黒になるよ!」と… んなわきゃねぇだろ! ハハハ…(いやいや、まだまだ現代科学で解明されていないことは多いから…)