クレーンゲームのつもり？

いつ頃からか、契約社員や派遣社員に若い男性が増え、男性しか配置されない“運搬車に積み上げられた大量の荷物を次々とコンベアーに載せ続けるポジション”に私が配置されることが減っていたので、肘や指にかかる負担が激減…　いつの間にか肘痛を感じることがなくなっていた。しかし、最近になって、その若い男性たちが正社員になったり、契約社員のリーダー的存在になったりして…　前述のポジションに入ることが減ってしまった。ということで、その他の男性陣に前述のポジションが回ってくる頻度が高くなってきたのである。

当然、私も“その他の男性陣”の一人なので、頻度が高くなったのだが…　今のところ、疲労度が上がったのは間違いないけれど、以前のような酷い肘痛などは出ていないのでホッとしている。が、今朝…　帰りの電車に乗った時、「あれ？　左手の親指に違和感が…　接着剤？　いや、剥がれないぞ」と思いながら見てみると、表皮が削れていたので驚いた。決して、出血しているとか痛みがあるという訳ではないけれど、なぜか削り取られていたのである。さらにチェックしてみたところ…　左手の人差し指＆中指も少し削れたような…　さらにさらに右手にも同じような痕があったので驚いた。

「なんじゃこりゃ！？　火傷じゃなさそうだし…　指が削れるなんて…　ん？　まさか…　“運搬車に積み上げられた大量の荷物を次々とコンベアーに載せ続けるポジション”が影響してるのか？」と思った。もちろん、作業中は手袋をしているので、直に指が削られることはないけれど…　荷物を持ち上げる時に、ほんの僅かとはいえ“手袋がずれて指と擦れる”に違いない。それを短時間で何千回、何万回と繰り返していれば、表皮が削られても不思議ではないのである。

その作業中…　重い段ボール箱は一つ一つ両手で持ち上げるしかないのだが、３～４ｋｇ以下の比較的軽い段ボール箱は左右の手に一つずつ…　つまり、一回の動作で二つずつコンベアーに載せている（やり方は人それぞれなので、これはあくまでも私のやり方である）。その“段ボール箱を片手で持つ場合”に問題が…　３～４ｋｇの段ボール箱を握り潰さないようにやらなければならないので、なるべく箱の角を持つようにしているのだが、その時、私は親指・人差し指・中指の三本で持ってしまう癖があるのだ。それはなぜか…　プラスチック製の球体を取るクレーンゲームのつもりなのかな？　たまに落とすこともあるし…　アハ…（こらこら！）