ビニールエプロンとダメ出し

先日、正社員から「ビニールエプロンの試供品があるので使ってみて下さい」と言われた。パッと見たところ大きな変化はなさそうだったのだが…　一つは“袖口にゴムが入っているタイプ”で、もう一つは“袖口の一部だけが少し長くなっていて、そこに開いている穴に親指を通すタイプ”だった。どちらも手首部分が露出しないための工夫がされているのだろうが…　そもそも試供品のサイズが私には小さかったので無意味だった。

ビニールエプロンを脱ぐ時は、“頭を通した首の後ろの部分”と“腰の後ろで結んだ紐状の部分”を引き千切るのだが…　試供品のビニール素材がいつも使っているエプロンと違うのか、ビロ～～～ンと伸びてしまって簡単に引きちぎれなかった。脱いだエプロンの表面は水でビショビショ、裏面は汗でビショビショ…　「エプロンは蒸れるから嫌い」と言う先輩は多い。が、私は気にならない。どうせ手袋の中も水と汗でビショビショだから…　それは私だけ？

先週から来るようになった若い女性に、こんな私の経験を交えながらエプロンについて説明していたところ、「（常に装着しなきゃ）ダメじゃないですかぁ～」と笑われてしまったので、“最初はいろいろあって装着しないことが多かったけれど、今は改心して常に装着している”ことを伝えた。そう…　バッシャバッシャと水を飛ばし…　嬉々として器具類を洗浄している。（水遊びをする子供じゃないんだから！）