バスレーンくねくね路線を走っていた。途中の某ターミナルから一人のおばさんが乗って“助手席”に座った。私は扉を閉めてバスを発車… と思ったら、おばさんが「このバス、○○へ行きますよね?」と言ったのである。
奇襲攻撃に弱い私は「○○って何処にあったっけなぁ…」と考えながら、「少なくともバスレーンくねくね路線沿いにはなかったような…」と思い、「えぇ~っと… 行、か、な、い、と、思…」と答えていた時、乗客の一人が「△△駅!」と教えてくれたのである。
私はすぐに「△△駅だそうなので、2番乗り場です」と伝えて、再び扉を開けた。おばさんを降ろして発車して… どの人が教えてくれたのか分からなかったので、マイクを通して「すいません、ありがとうございました」と言った。
そして、次の☆☆停へ向かっている時、お婆さんたちの会話の一部が聞こえてきた。「急に言われたもんで、分からんかったんだわ」と… さすが“亀の甲より年の劫”と言うべきか、すべてお見通しでございます。☆☆停で数名のお婆さんが降りたのだが、その中の一人がとびっきりの笑顔であった… ホント、助かりました。
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