バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

休日はこういうのが多い

2008年10月26日 22時00分00秒 | バス運転士

お昼過ぎ、いつも渋滞する片側一車線の道路をノロノロと走行中、後方から1台のマイカーがセンターラインを跨いで走ってきた。確かに、その道路は道幅が広いので、もしも対向車が来ても簡単にすれ違いできるのだが… そういう問題ではない。私は「このあたりに自宅でもあって、すぐに右へ入るのかな?」と思って見ていたが、バスの5~6台前へ割り込んで、交差点をそのまま直進した。そして、そこから進むこと数百メートル、道路右側にあるパチンコ屋へ入って行った…

午後5時過ぎ、いつも渋滞する片側一車線の… 先程とは別の道路をノロノロと走行中、またもや後方から1台のマイカーが… 先程とは違って道幅に余裕はないので、完全に反対車線を走ってきた。私は「右側前方にコンビニはあるけれど、距離はまだかなりあるぞ…」と思って見ていたが、案の定、対向車が来てしまった。「どうするのかな?」と思っていたら、対向車がコンビニの駐車場入り口よりも手前で止まってくれたので、「これで何事もなく…」と思った。が、逆走していった車は“センターライン側”へハンドルを切ったのである。一瞬の間が空いてから、対向車は目一杯に歩道側へ寄った。そして、逆走車は渋滞中の車とその対向車の間をすり抜けて、そこから更に200mほど逆走した先の交差点を右折して行った…


ちょっと意外だったこと

2008年10月25日 21時47分38秒 | バス運転士

昨日の朝、3度目の“われら青春!”バスをやった。1度目は大幅に遅れて乗り継ぎバスにはまったく間に合わなかった… 2度目はなんとかギリギリ間に合った… そして今回は、1度目と同じく雨降りの朝だったので「また間に合わないのかなぁ…」と不安に思っていた。しかし! なぜか? どうしたことか… 思ったほどの渋滞もなく、乗り継ぎバスが待っている某所には、時刻通りに到着してしまった。すると、今回は相手の乗り継ぎバスが、まだ来ていなかったのだ。つまり、これまでとは逆に、私が待つ立場になったわけである。私のバスには、一番後ろに座っている外人さん一人だけ… しかもずっと腕組みをしたまま寝ている… 彼が降りるバス停は分かっているので、到着したら起こしてあげれば良いだけのことである。しかし、発車時刻になっても乗り継ぎバスは来なかった… それから約2分後、乗り継ぎバスが姿を現すと同時に、後部座席から「△△分ノ発車デスヨネ! ハヤク行ってクダサイ!! 遅れマス!!!」という叫び声が聞こえたのだ。私はビックリして「あ、あぁ、すいません。あのバスと乗り継ぎがあるので…」と言いながら、乗り継ぎバスを指差した。平日の朝は5~6分は遅れて当たり前のようなバスで、そんなことを言うのは一部の日本人だけかと思っていただけに… 意外だったなぁ…


焼肉賭けて競馬で勝負! 菊花賞

2008年10月25日 21時12分14秒 | その他

今週も、先週同様“混戦模様”です。ということで、先週同様“重賞連対実績がありながら、人気薄の馬”を中心に買います。この菊花賞と同じ京都競馬場で、一応G2を勝っている4番◎メイショウクオリアを軸として… 内枠の馬が上位独占なんてことも!? なぁ~んて、私が思っているから、外枠の馬(10番~18番)が上位独占しますね。きっと… ハハハ…


これぞ某地域巡回バス!? 2

2008年10月23日 16時23分30秒 | バス運転士

「某地域巡回バス2号には、小学生が20名くらい乗るよ」と聞いていたのだが、私がこの仕事をやり始めたのがちょうど夏休みだったので、そういう機会のないまま10月を迎えていたのである。そして先日、ようやく某バス停から15名の小学生を乗せることになった。噂通り、ほとんどの子供たちは無言で乗ってきた。こちらが「おはよう」と声をかけても無視されてしまった。逆に、数人の子供たちが「もう一人来るから待ってて」「××くんがまだ来てない」と、私の方を見ることもなく“独り言”のように言いながら乗ってきた。そんなことを言われても、これはスクールバスではないし… どうしようかと思っていたところ、すぐに“もう一人”が走ってきたので助かった。その後、2ヵ所から数名の小学生が乗ってきて合計21名となった。そして、予定時刻から約5分遅れで○○小学校に到着して、みんなが一斉に降りて行った… と思ったら、低学年の女の子3人が運転席の横までやってきて、何やら言っていた。最初は、私の聞き取り能力の低さと“聞きなれない言葉”のせいで理解できなかったのだが… 「何日か前に“無限プチプチ”を忘れたけど、バスの中にありませんでしたか?」ということだった。一瞬、「どっひゃあ~!」と思ったけれど、子供たちには関係ないことである。私は相手が子供だからこそ丁寧に応対しなければならないと思い、腹をくくって駐車ブレーキを引いた。その日は某地域巡回専用の花柄バスではなく、弊社路線バスと同じカラーのバスだったので、私は「このバスじゃなかったよね?」と聞いたところ、彼女たちは「ううん、これと同じバスだった」と言った。私が「それ…」と言いかけたところで、彼女たちは「同じだけど、ナンバーが違ってた」と言った。私は「そこまでシッカリと見ているんだ」と驚きながら、メモ用紙を取り出した。そして「お母さんにココへ電話してもらってください。忘れ物があれば、全部ココへ持って帰ることになっているから…」と、営業所名と電話番号を書いて手渡した。当然のことながら、バスは更に遅れて出発した。対向車がなかなか切れずに、バスを追い越せなかった後続車をズラッと従えて…


これぞ某地域巡回バス!?

2008年10月22日 23時38分24秒 | バス運転士

私が某地域巡回バス2号をやり始めて3ヶ月ほど経つだろうか…。しかし、毎週のようにやるわけではないので、まだまだ“全体の雰囲気”を把握できていない。先日、昼食後に某所を発車するバスの乗客は、おじいさん一人だけだった。発車直前に“助手席”のおじいさんが「今日は他に誰も乗らんねぇ…」と言ったのだが、私はもうすぐ発車だったので「そうですねぇ…」とだけ答えた。すると、おじいさんは黙ってしまって、何となく“冷たい空気”が流れたような気がした。そこで私は「毎日のバスの運行状況とか、お客様が多いとか少ないとか… そういうのは、運転士よりもお客様の方がよく分かっているんですよ。運転士は、このバスには三週間に一度くらいしか乗りませんが、お客様は毎日のように乗られますからねぇ…」と言って、空気を少しでも“暖めよう”と思った。すると、おじいさんは「あぁ、そういえば… あんたの顔は初めて見るねぇ~」から始まって、その後も「昔はこのバスも通る道が違っていて…」とか「私は以前、○○にも住んでいたことがあって…」などなど、ずぅ~っと喋り続けました。私も、田舎道をゆっくりと走りながら相槌を打ち、信号待ちなどで止まると「以前はどこを通っていたのですか?」とか「実は私の小&中学校は○○なんですよ!」などなど、話を続けました。結局、途中で誰一人乗ってくることもなく、おじいさんが降りるまでの約20分間、私は昼食後の睡魔に襲われることなく、無事に走ることが出来ました。