新しいバスのワイパーの動きは比較的ソフトだけれど、古いバスのワイパーはハードである。だから、激しい雨の時にバスを減速させると、バスの屋根に降ってきた大量の雨水がフロントガラスの両端を滝のように流れ落ち… それを“ハードワイパー”が窓枠の外へ勢いよく弾き出すのである。
その時の雨量、減速の緩急、ワイパーとガラスの密着度(?)、ワイパーと雨水のタイミング… 様々な要素が重なって起こることなので、常に雨水の飛び方も変わるようだ。ほとんど飛ばないこともあれば、「えぇ~!?」と思うくらい飛ぶこともある。
そして私は気が付いた… あるバス停で止まる時、車道へ身を乗り出すように立っていた雨合羽姿の乗客に“余分な雨水”が掛かってしまったのである。が… 既に激しい雨によってずぶ濡れ… しかも雨合羽だったので気付かず… そこで「すいません、ワイパーが雨水を…」などと説明しようとしたところで、「えっ!? ナニ? なんのこと???」となるだろう。ということで…
それでも「何とかせねば!」と思った私は、「バス停で止まる直前にワイパーを止めよう!」とやってみたのだが… 不器用な私は、その分だけ神経がブレーキに回らず、バス停の位置よりも少し前にズレてしまい… 「こりゃ駄目だ! 下手すると事故に結び付くかも?」と思って“危険な行為”の継続を断念した。
考えてみれば、今までそのような苦情を聞いたことはなく… 雨の日に雨水で濡れることは、ある程度は仕方がないと理解されているのか… ただ気付いていないだけなのか… まぁ、古いバスは徐々に消えて行くことだし… もうしばらく(2~3年? 4~5年?)は、バス停から少し下がってお待ち下さい。激しい雨の日には… 飛びます、飛びます!
すると、お婆さんが「いや… あそこの… 交差点の向こう…」と言ったのである。お婆さんの言う“車庫”とは、営業所ではなくバスの待機場所のことだったのだ。私は「はぁ… 行きますけど… 今は、そういうことをすると、怒られちゃうんですよぉ… すいません…」と答えるしかなかった。
そのお婆さんは足が悪いらしく、平坦な道を歩くのも大変そうで… 交差点の向こうへ行くには、大きな歩道橋を渡らなければならず… なかなか平常心で見送れるものではない。入社当時の… というか、今の営業所へ来る前だったら、間違いなく乗せて行ったと思う。それが変わってしまったのは、単なる時の流れによるものなのか、営業所の違いによるものなのかは分からないが…
上司たちは、何処の誰だか分からない奴の“苦情”を恐れ、とにかくルールだけは守れと言う… どうも納得がいかない。もしも、テレビなどで「今日は運転士がこんなことをしました」と公表して、何千人もの人たちから○×意見が寄せられて… その結果が×だったら納得するしかないだろうが…(それでも納得しなかったりして!? ハハハ…)
今朝は、A駅からB駅へ行く始発だった。私は「日曜日だし… さすがに6時台は乗客も少ないだろう」と思っていたのだが… 途中の某住宅地で十数名の“野球部員”に「土日切符」の連続ヒットを食らってしまったのである。はぁ…
B駅からの折り返しでも、スポーツウェア軍団(競技種目不明)が乗ってきた。が、半数はICカードだったし、土日切符にしても“地下鉄からの乗り継ぎ(既に購入&使用中)”なので、面倒なことは何もなかったのだが… なぜか一人だけ運賃箱を“素通り”しようとした。私が呼び止めると、彼は表情一つ変えずにICカードを取り出して精算した。
あるバス停に到着して、スポーツウェア軍団は中扉から順番に降りていたのだが… その彼だけは、なぜか前へやって来た。私が「何かなくした? こぼした? どうした?」と思っていると、彼は再びICカードをタッチ…(もちろん二度引き防止機能が働き問題なし!) その時、ちょうど乗ってきた女性と入れ替わるように、前扉から降りて行ったのである。
何が何だか訳が分からん彼だったが… ああいうタイプが、意外と名選手だったりしてね。「相手に次のプレーを読まれない」って感じで… ちなみに、私の場合は「自分で自分が何をやってんだか分からない」って感じで、間違いなく迷選手です。はい…
いつもは高校生や大学生で超満員になる路線も、既に高校が夏休みに入り… 来月には大学も夏休みに入るので、かなり仕事が楽になる(はず)。扉の開閉で神経を使うとか、左方の安全確認ができないとか… 少なくとも、そういうことはなくなる(はず)。
昨日は、その路線の某駅から二十名くらいの“スポーツウェア軍団”を乗せた。引率の先生らしき人物もいたので、中学生だろうか… 某スポーツ施設でバスケットの大会があったらしい(未確認情報)。もちろん、他のバスにも大勢の中学生が乗って行ったようで、午後には逆方向で私のバスにもどっさりと…
また、あるバス停で十名くらいの“サッカー部員”が乗ろうとしたのだが… バス停の目の前の家の女性から「ゴミを捨てて行かんで!」と怒られていた。すると、一人の男子がある男子に向かって「ゴミを置いて行くなよぉ~」と言いながら、ゴミを片手に乗ってきた。そして終点で忘れ物チェックをすると… 案の定、そのゴミは置き去りにされていた。
今日は、昨日とは違う路線を走っていたのだが… やはり途中のバス停から中学生軍団が乗ってきて「土日切符」「土日切符」「土日切符」… そこだけで軽く2~3分の停車… 他でもあれこれあって、バスは10分ほど遅れてしまい、次の発車に間に合わず…
♪はぁ… 夏休み… ちょいと甘く見てたオレはfool! Maybe~
「確かに“自動更新の停止”に変更したはずだが… どうなってるんだ!?」と思い、“自動更新の停止”になっているか否か確認しようとしたところ… 見覚えのないページが現れた。そして“自動更新の停止”という項目へ向かってクリックを繰り返していたつもりだったのだが…
「自動更新を停止してもいいですか? 停止した後は、契約期間の残りに関係なく、すべてのサービスを利用できなくなります。本当にいいですか?」みたいなメッセージが出たのである。私は「もう更新されちゃっているし… ここで停止したら約15,000円の丸損ではないか! 仕方がないから12月25日までやるか…」と思って、そのページから戻って戻って戻って… パソコンの電源を切った。
そして翌日… なぜかサイトから「サービス利用停止手続き完了」という自動送信のメールが届き、「12月25日までは利用できます」と書かれていた。「自動更新を停止した」はずだったのに停止されず、「自動更新を停止しなかった」はずなのに停止されて… 「利用できません」とか言いながら「利用できます」とか言われたりして… もう、何が何だか…???
まぁ、でも… 今年の12月25日で、ようやく解約できることになった。結局「解約しよう」と思ってから丸一年も続けてしまったのだが… 長かったなぁ~。それにしても「自動更新だとは知らなかった」&「自動更新を停止したつもりだった」などと、二度も更新するか!? 本当にボケな私…
昨年末にウッカリ更新して“延長戦”に突入して、ちょっとだけ“見せ場”はあったものの勝利をつかめず… さらに今回もウッカリ更新して“PK戦”に突入… 果たして、見事“やまとなでしこ”をゲットできるのか!? 難しいだろうなぁ… まぁ、宝くじでも当たって“貯金3億円”とでも書けば、すぐにゲットできるだろうけれど… 否、そのお金だけをゲットされて、私はすぐにポイッだな。ハハハ…