現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

母を自宅葬、直葬で送りました

2017-11-27 21:46:15 | 虚無僧日記

年々「喪中はがき」が多く送られてくるようになりました。

お歳を見てびっくり

92、92、93、96、96、97、101歳、そして102歳の方は御父君、男性です。

かく申す私の母も、11月24日(金)みまかりました。数えで94歳。

10分ほど前、トイレに行き、おしゃべりをしていたのに、

気づいたら こと切れていたとのこと。

通夜や葬儀を行ったところで、母の兄弟は皆先に他界しており、

孫や甥や姪、その子供たちは平日では仕事もあって参列できないし、

参列者10名ほどなら、型どおりにすることもなしと、自宅で

家族葬、そして火葬場への直葬にました。

「直葬」というと、「手抜きで不謹慎」ととらえられ兼ねませんが

土、日の二日間、親類一同が 三々五々 弔問に来られ、

思い出話を語り合い、賑やかに歓談して帰っていかれました。

そして27日(月)火葬場に直葬。終わって参会者で会食。

型通りの葬儀では、坊さんの読経で空しく時間が過ぎるばかりで、

本当に心から故人を忍ぶこともできません。

自宅で心ゆくまで故人を忍び、久々に顔を合わせた親類一同と

たっぷりお話しができ、これが一番理想のカタチではないかと

思いました。