現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

ホントは恐いグリム童話

2019-08-01 10:46:53 | 虚無僧日記

全世界の人が知っているディズニーの童話。

その元の話は、意外にも 残酷な話だった。

 

「あかずきん」

最も古いものは、1697年にフランスで出版された

ペロー童話集の中の『赤ずきん』では、赤ずきん

 騙されておばあさんの血と肉を、ワインと干し肉と

思って食べる。

 

白雪姫」

王子と結ばれ、結婚披露宴で、王妃は真っ赤に焼けた

鉄の靴を履かされ、踊り狂い、死んでしまう。

王妃は継母では無く実の母であったとも。

白雪姫を助けるのは7人の小人ではなく殺し屋だった。

 

「眠り姫」

眠り姫は王子と結ばれ、2人の子供をもうける。しかし、

王子の母である王妃は人食いであり、姫と子供を

食べようとする。そこを王子が助け、王妃は気が狂い

自殺してしまう。

 

これらの話を、子供向けに優しくハッピーにしたのは

ディズニーとのこと。


ほんとは怖い童謡

2019-08-01 08:04:39 | 虚無僧日記

「てるてる坊主」を 3番歌ったらびっくり。

「それでも曇って泣いたなら、そなたの首をちょんと切るぞ」
だって。とても幼稚園では歌えません。昔は平気だったんでね。

「赤とんぼ」の3番「15でねぇやは嫁に行き、お里の便りも
絶えはてた。未成年者略取か人身売買か。

「赤い靴」はいてた女の子は「異人さんに連れられて
いっちゃった」。異人さんは人買いかと、子供心に
外人を見ると怖かったですね。

『雨降りお月さん』では「お嫁に行くときゃ・・・・、
一人で唐傘さしてゆく」
なんて淋しい結婚式だ。

『花嫁人形』も「なぜ泣くのだろう」と悲しい歌だ。

『花かげ』も「十五夜お月さま、ひとりぼっち」
3番は「遠いお里の お姉さま 私はひとりになりました」

『しゃぼん玉』は「飛ばずに消えた。生まれてすぐに
こわれて消えた」。これは野口雨情の女の子が
生まれて7日目に死んでしまったことを歌っているとか。

とにかく暗い。なんでこんなに暗いのか。今の世の中
ウけるわけがない。

「与謝野鉄幹」の『人を恋うる歌』14番
「口を開けば妬みあり、筆を握れば謗りあり、
友を諌めに泣かせても 猶ゆくべきや絞首台」

(まったく意味不明)。