相田みつをの詩『 いいですか 』
「雨の日には 雨の中を
風の日には 風の中を
いいですか
いくらのろくても
かまいませんよ
たいせつなことはね
いつでも前を 向いて
自分の足で 自分の道を
歩くことですよ
いいですか
どんな大事なものでもね
荷物はみんな捨てて下さいよ
自分のからだも 捨てるんですからね」
これって、私の「一休語り」に通じている。
一休は「風吹かば吹け、雨降らば降れ」
そして「風の吹くまま、行雲流水の身でも、
風吹かぬ時は、(自ら尺八を) 吹いてけ」と。
禅の「自力本願」を 説いているのだ。
そして、虚無僧も、自分を捨てる修行。
最期には尺八も捨てよう。