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ゼロ金利解除に伴う影響(「純金融費用負担度ランキング」と「借入金依存度ランキング」)

2006年08月26日 01時00分00秒 | 株式
<土曜は株のおはなし>

 大企業については、財務リストラの進展で上場会社の3割が実質無借金となっており、業績回復もあって、2006年7月14日のゼロ金利解除を落ち着いて受け止めているようです。

 その背景には、市場金利である東京銀行間取引金利(TIBOR)に連動して借り入れたり、社債や株式を市場で発行するなど資金調達手段が多様化していることもあります。

 しかし、利払い負担の大きい企業は、金利上昇の影響を無視できないと思われます。そこで、以下は大企業を対象にした「純金融費用負担度ランキング」と「借入金依存度ランキング」です。

 ここで目立つのは、電鉄、電力といったそもそも設備投資にコストがかかる業種やリース、信販など事業の性格上、一定のカネを調達しなければならない企業です。週間ダイヤモンド(2006.7.29)p17から引用しました。本誌ではそれぞれ20位まで掲載されています。


「純金融費用負担度ランキング」
順位  社名     売上高純金利負担率
 1 東海旅客鉄道 10.94%
 2 南海電気鉄道 5.76%
 3 J-POWER 5.32%
 4 東日本旅客鉄道 5.20%
 5 北陸電力 5.05%
 6 中部電力 4.31%
 7 ジュピターテレコム 4.21%
 8 京成電鉄 3.80%
 9 西日本旅客鉄道 3.18%
10 阪急ホールディングス 2.89%


「借入金依存度ランキング」
順位  社名   借入金依存度
 1 NECリース 85.8%
 2 住信リース 81.4%
 3 東京リース 79.5%
 4 ダイヤモンドリース 78.9%
 5 リコーリース 77.8%
 6 センチュリー・リーシング・システム 75.9%
 7 オーエムシーカード 75.2%
 8 興銀リース 74.5%
 9 J-POWER 71.7%
10 住商リース 70.6%

*売上高純金利負担率=(支払利息-受取利息配当金)/売上高×100
*借入金依存度=有利子負債/総資産×100




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<今日の独り言>
 近くのじゃぶじゃぶ池で、2歳4ヶ月の息子と遊びました。やはり水遊びは面白いようで、キャハキャハ楽しんでました。涼しくてよかったです。

コメント
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