<日曜は出産・育児のおはなし>
2歳4ヶ月の息子が最近、嘔吐に苦しみました。食べたり、飲んだりすると、お腹が痛いと言い出し、約5分後には勢いよく吐いてしまうというものです。
1日様子をみたのですが治らないので、近くの病院へ行こうとしたのですがお盆のためどこも開いておらず、結局「国立成育医療センター」http://www.ncchd.go.jp/へ行ってきました。
診療の結果、ウイルス性の嘔吐ということなので、無理して食べさせたり飲ませたりはせず、まずは、経口電解質液(この病院で売っていました。ポカリスエットやアクエリアスを薄めても良いとのことです。)をキャップ1杯分(ティースプーン1杯分、約5cc)ずつ1分おきに与えて水分補給を行いました。
普通の量を与えると吐いてしまうため、極少量ずつ与えるのがコツとのことです。
その後、熱が出て下痢とはなりましたが、少しずつ食べても吐かなくなり、無事治りました。
以下は、この病院でもらった嘔吐・下痢に関するパンフレットの内容です。嘔吐や下痢の症状の原因、広めないための注意点、対処方法などを分かりやすく説明してあり、とても参考になりました。
特に、母乳は一番よい飲み物ということや、嘔吐の際は6~12時間の間ミルクや食事は食べさせない方がよく糖分や脂肪を多く含んだ食品を控えた方がよいこと、下痢の際はジュース(りんごを含む)やソフトドリンクなど糖分を多く含む飲み物を与えてはならないことが分かりました!
みなさまの参考になればと思います。ともあれ、子どもに異常を発見した場合は、早めに病院へ行った方がよいと思います。
<嘔吐や下痢の原因>
嘔吐や下痢の原因には様々なものがありますが、たいていの嘔吐や下痢の原因はウイルスです。ウイルスには抗生剤は全く効きません。このため、抗生剤は必要ありません。
<嘔吐や下痢の症状そのものが、重症なのでしょうか?>
嘔吐や下痢の症状は、悪さをしている病原体を体の外に出す人間の体の防御反応です。ウイルス感染は、たいていの場合、軽症で一週間以上続くことはありません。安静にして水分やよい食事をとっていれば改善してきます。
しかし、嘔吐・下痢のため、体内の水分や塩分が過剰に失われる場合、お子さんの状態が悪くなることがあります。もし、水分補給が、内容・量の点で適切に行われていないと、水分や塩分が足りない状態になり、お子さんの状態が悪化します。これを脱水といいます。特にお子さんが乳幼児の場合、脱水が重症化することがあります。
<お子さんの病気を広めないための注意点>
嘔吐・下痢が落ち着くまでは、自宅で安静にしましょう。家族全員の手洗いを徹底しましょう。特に、オムツを代えた後は十分に手洗いを行います。お箸やスプーン・コップなど食器類や歯ブラシなどを病気のお子さんと共有してはなりません。また、病気のお子さんが舐めたおもちゃを他のお子さんに使わせてはいけません。病気を広めないためです。
<どういう時にお医者さんへ受診するとよいのでしょうか>
嘔吐・下痢の回数が多く、以下の重症脱水の警告の病状が現れたら、病院へ行きましょう。
・泣いても涙が出ない、目が落ち窪んできた、皮膚・口・舌が乾燥しているなど
・1日に6回以上、大量の水様便がある、緑色の嘔吐があるとき
・呼吸が速い、眠りがちや機嫌が悪いとき
・皮膚が冷たく、白っぽく色が悪いとき
<経口補液療法とは何ですか?>
経口補液療法とは、嘔吐や下痢のお子さんを助ける治療方法の1つで、水分・塩分・糖分が適切な割合で混ざった液体を口から飲ませるというものです。お子さんに嘔吐や下痢の症状が出始めたら、なるべく早く経口電解質液をお子さんに飲ませ始めましょう。最初の6時間は、少なくとも年齢に応じた適切な量をお子さんに確実に飲ませましょう。
<具体的な経口補液療法>
以下の年齢別の表を参考にしてください。水分の摂らせ方方のコツは、少量を回数多く飲ませることです。もし、お子さんが吐いたとしても、ティースプーンなどを使い、根気よく続けましょう。最初は5ccから始めてください。これを1~5分おきに与えてください。お子さんがたくさん欲しがっても、一度にたくさん与えてはなりません。たくさん飲むと吐いてしまい、かえって状態が悪くなることがあります。
なお、母乳栄養児の場合は、母乳をやめる必要はありません。母乳をあげる間隔を短くし、何回も与えてください。母乳はあなたのお子さんに一番よい飲み物です。
お子さんの年齢 1時間ごとに与える量 換算量
6ヶ月未満 60~90cc 12~18ティースプーン分
6ヶ月以上2歳まで 90cc~125cc 18~25ティースプーン分
2歳以上 125cc~250cc コップ半分から1杯
*5ccはティースプーン1杯分に当たります。
水様便の後には必ず経口電解質液を与えましょう。
ジュース(りんごを含む)やソフトドリンクなど、糖分を多く含む飲み物を与えてはいけません。これら飲み物はお子さんの下痢を悪化させます。
また、お子さんが嘔吐している時は、6~12時間の間、ミルクや食事などを食べさせないでください。今までに食べたことのないものを食べさせてはいけません。糖分や脂肪を多く含んだ食品もあげないようにしましょう。
![](http://directory.rakuten.co.jp/com/inc/directory-afl/share/img/icn/bnr_kidsbaby.gif)
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<今日の独り言>
スタジオアリスへ久しぶりに行って、2歳5ヶ月の息子の写真を撮りましたが、初めておとなしく笑顔を連発してくれました。お陰で3つの衣装で写真が撮れ出費も3倍となってしまいました^_^;)でもまあ年賀状の写真もこれで解決したのでよしとしましょう・・・
2歳4ヶ月の息子が最近、嘔吐に苦しみました。食べたり、飲んだりすると、お腹が痛いと言い出し、約5分後には勢いよく吐いてしまうというものです。
1日様子をみたのですが治らないので、近くの病院へ行こうとしたのですがお盆のためどこも開いておらず、結局「国立成育医療センター」http://www.ncchd.go.jp/へ行ってきました。
診療の結果、ウイルス性の嘔吐ということなので、無理して食べさせたり飲ませたりはせず、まずは、経口電解質液(この病院で売っていました。ポカリスエットやアクエリアスを薄めても良いとのことです。)をキャップ1杯分(ティースプーン1杯分、約5cc)ずつ1分おきに与えて水分補給を行いました。
普通の量を与えると吐いてしまうため、極少量ずつ与えるのがコツとのことです。
その後、熱が出て下痢とはなりましたが、少しずつ食べても吐かなくなり、無事治りました。
以下は、この病院でもらった嘔吐・下痢に関するパンフレットの内容です。嘔吐や下痢の症状の原因、広めないための注意点、対処方法などを分かりやすく説明してあり、とても参考になりました。
特に、母乳は一番よい飲み物ということや、嘔吐の際は6~12時間の間ミルクや食事は食べさせない方がよく糖分や脂肪を多く含んだ食品を控えた方がよいこと、下痢の際はジュース(りんごを含む)やソフトドリンクなど糖分を多く含む飲み物を与えてはならないことが分かりました!
みなさまの参考になればと思います。ともあれ、子どもに異常を発見した場合は、早めに病院へ行った方がよいと思います。
<嘔吐や下痢の原因>
嘔吐や下痢の原因には様々なものがありますが、たいていの嘔吐や下痢の原因はウイルスです。ウイルスには抗生剤は全く効きません。このため、抗生剤は必要ありません。
<嘔吐や下痢の症状そのものが、重症なのでしょうか?>
嘔吐や下痢の症状は、悪さをしている病原体を体の外に出す人間の体の防御反応です。ウイルス感染は、たいていの場合、軽症で一週間以上続くことはありません。安静にして水分やよい食事をとっていれば改善してきます。
しかし、嘔吐・下痢のため、体内の水分や塩分が過剰に失われる場合、お子さんの状態が悪くなることがあります。もし、水分補給が、内容・量の点で適切に行われていないと、水分や塩分が足りない状態になり、お子さんの状態が悪化します。これを脱水といいます。特にお子さんが乳幼児の場合、脱水が重症化することがあります。
<お子さんの病気を広めないための注意点>
嘔吐・下痢が落ち着くまでは、自宅で安静にしましょう。家族全員の手洗いを徹底しましょう。特に、オムツを代えた後は十分に手洗いを行います。お箸やスプーン・コップなど食器類や歯ブラシなどを病気のお子さんと共有してはなりません。また、病気のお子さんが舐めたおもちゃを他のお子さんに使わせてはいけません。病気を広めないためです。
<どういう時にお医者さんへ受診するとよいのでしょうか>
嘔吐・下痢の回数が多く、以下の重症脱水の警告の病状が現れたら、病院へ行きましょう。
・泣いても涙が出ない、目が落ち窪んできた、皮膚・口・舌が乾燥しているなど
・1日に6回以上、大量の水様便がある、緑色の嘔吐があるとき
・呼吸が速い、眠りがちや機嫌が悪いとき
・皮膚が冷たく、白っぽく色が悪いとき
<経口補液療法とは何ですか?>
経口補液療法とは、嘔吐や下痢のお子さんを助ける治療方法の1つで、水分・塩分・糖分が適切な割合で混ざった液体を口から飲ませるというものです。お子さんに嘔吐や下痢の症状が出始めたら、なるべく早く経口電解質液をお子さんに飲ませ始めましょう。最初の6時間は、少なくとも年齢に応じた適切な量をお子さんに確実に飲ませましょう。
<具体的な経口補液療法>
以下の年齢別の表を参考にしてください。水分の摂らせ方方のコツは、少量を回数多く飲ませることです。もし、お子さんが吐いたとしても、ティースプーンなどを使い、根気よく続けましょう。最初は5ccから始めてください。これを1~5分おきに与えてください。お子さんがたくさん欲しがっても、一度にたくさん与えてはなりません。たくさん飲むと吐いてしまい、かえって状態が悪くなることがあります。
なお、母乳栄養児の場合は、母乳をやめる必要はありません。母乳をあげる間隔を短くし、何回も与えてください。母乳はあなたのお子さんに一番よい飲み物です。
お子さんの年齢 1時間ごとに与える量 換算量
6ヶ月未満 60~90cc 12~18ティースプーン分
6ヶ月以上2歳まで 90cc~125cc 18~25ティースプーン分
2歳以上 125cc~250cc コップ半分から1杯
*5ccはティースプーン1杯分に当たります。
水様便の後には必ず経口電解質液を与えましょう。
ジュース(りんごを含む)やソフトドリンクなど、糖分を多く含む飲み物を与えてはいけません。これら飲み物はお子さんの下痢を悪化させます。
また、お子さんが嘔吐している時は、6~12時間の間、ミルクや食事などを食べさせないでください。今までに食べたことのないものを食べさせてはいけません。糖分や脂肪を多く含んだ食品もあげないようにしましょう。
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<今日の独り言>
スタジオアリスへ久しぶりに行って、2歳5ヶ月の息子の写真を撮りましたが、初めておとなしく笑顔を連発してくれました。お陰で3つの衣装で写真が撮れ出費も3倍となってしまいました^_^;)でもまあ年賀状の写真もこれで解決したのでよしとしましょう・・・