約束の時間に早かったので、
教えてもらっていた御開帳を先に。
能登川町の勧請縄(トリクグラズ)~伊庭仁王堂・高木観音・長勝寺~ - 僕はびわ湖のカイツブリ (goo.ne.jp)
「勧請縄」というらしい。
村の入り口・村境・境内入り口などに道を横切って吊され、
そのことにより悪霊 ・厄神の侵入を防ぎ、
さらに秋に豊作を祈る意味あいが込められているのだそう。
髙木観音堂
仁王堂
近江の奇祭と言われる
800年以上も続いている「坂下し」というお祭りで使われる
三社の神輿が収められているのだそう。
大濱神社
手前から横に、大濱神社、仁王堂、髙木観音堂と並んでいて、
向かいには文殊堂がある。
この辺り、伊庭の水辺景観地区に指定されていて
湖東平野に残る水郷集落のひとつなのだそう。
古代の区画割りを残す農村地帯で、
近江商人発祥の地でもある、
重要伝統的建造物群保存地区として
日本遺産にも認定されているの五個荘金堂町も近くにある。
安土城跡にも近く、
この辺り見どころ満載だ。
是非、また来よう。
白鳳3年(675年)、天武天皇の勅旨で
「比良明神」の号をいただき、
白髭神社は別名を「比良明神」とも言う。
祭神は天孫降臨の道先案内人の猿田彦命。
人の世の総ての導き・道開きの神として信仰されているそう。
神社の前に国道161号線が走っていて、交通量が多く
なかなか渡れないでいるカップル。
多くの歌人や俳人が訪れ、歌を残している。
境内には歌碑や句碑がたくさんあった。
その中で、
「しらひげの 神のみまえに わくいづみ
これをむすべば ひとの清まる」の歌碑は、
上の句を旦那さんの与謝野鉄幹、
下の句を奥さんの晶子が詠んだ合作なのだそう。
ところで、鉄幹のことを調べていたら、
生まれは京都で、明治22年に得度して、
山口県都濃郡徳山町、現在の周南市の
兄の寺に赴き、その経営になる徳山女学校の教員になり、
ここに在住のとき、鉄幹の号を初めて使ったのだそう。
徳山女学校では国語の教師を4年間勤めるが、
女子生徒との間に問題を起こし退職。
このとき女の子が生まれたが生後間もなく死亡。
次いで別の女子生徒と同棲して一子を儲けたそう。
明治25年、徳山女学校を辞して京都へ帰って、
その後、晶子と不倫の末結ばれて、
6男6女の子どもに恵まれたよう。
鉄幹、恋多き男性だったんだなぁ。
今は周南市だけど、その前は徳山市。
私の故郷の隣の市。
近くに、その昔、鉄幹が住んでいたとは、初めて知って、
住茂登のある通り、
「長浜御坊表参道通り」と言って、
真宗大谷派の東本願寺の別院、
大通寺の門前通り。
大通寺、一般に「長浜御坊」と呼ばれているのだそう。
道路が石畳になっていて、古い建物が並んだレトロな町並み。
趣があって、なかなかいい。
大晦日の23時15分頃から
根本中堂前の広場で。
人が多くてこんなんしか撮れなかったので、
こちらを↓
追儺式(ついなしき)とも言うらしい。
「一年を反省して、新しい年に向かう」
という意味がこめられているのだそう。
国宝の根本中堂は2016年から
10年かけて修復されていて、
覆屋で覆われて見ることができないけど、
https://www.lmaga.jp/news/2018/12/54056/
修学ステージから工事の様子を見学できるようになってるそう。
https://www.hieizan.or.jp/archives/3585
期間が4月~11月なので、
残念なことに今は見学できないんだけど、
一度、見学したいものです。
※薬師寺の修理見学記事61年ぶりの特別公開
姫路城修理見学記事姫路城大天守修理
比叡山からケーブルカーで坂本へ下りて、西教寺へ。
初めて行ったときの記事が
ブログを始めた2007年のこの西教寺。
その後、何回か行ったと思うのだけど、
それにしても久しぶり。
19日からスタートの大河ドラマ
「麒麟がくる」の主人公の明智光秀と関係の深いお寺。
妻の煕子や娘のガラシャが好きなので
楽しみだ。