喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

同じナースとして情けない

2007-06-03 | 母のこと父のこと

今日は、午前中妹で、午後は私が母に付き添った。
やはり、夜間、ナースコールを押さず、
自分でベッドからポータブルに移ろうとして、
転倒し、点滴が抜けたらしい。
さいわい、大きなけがはなかったが、
姪が、看護師に怒られた、‘母がナースコールを押さない’と
            
これって変じゃないですか、
ナースコールを「押さない」は看護師の立場、
患者の立場だったら「押せない」
看護は『誰の立場』でするの

4人部屋に変わって、付き添えないので、
昨晩、帰る前に、
私「おトイレ行きたくなったらどうするんだった」
母「・・・・・・・」
私「これ(ナースコール)を押すんだったよね」と何度か教え、
ナースコールがわかるようにハンカチまで結んできた。

転倒して、点滴が抜けるのは想定どうり、
骨折や脳出血まで考えていたから、
軽くすんでよかった


患者の排尿間隔を把握して、
あるいは、巡回の時に、促して、排尿介助してよ。

血管が細く、針を刺しにくい母は、
結局、CVになり、右鎖骨下から点滴をされていた。
遅かれ早かれ、腸閉塞で、
胆汁や便臭のする液を吐き、食べれなくなるだろうから、
CVにしてもらって、よかったと思うが、
普通の点滴より管理がチトやっかい、
母が点滴ラインを注意できるかなと心配です。

「置きたくないんだけど家族が希望するから」と
しかたなく
ポータブル便器を部屋に置いているといった内容の会話を
廊下で看護師がしているのを姪が聞き、
誰だって、排泄という恥ずかしい行為、『トイレ』でしたい。
誰だって、ベッドサイドにポータブル便器を置いておきたくない。
看護師はどのような考えで部屋にポータブル便器を置きたくない
と言ったんだろうか
‘おむつを当てているのだからおむつにしろ’→人権無視
‘ベッド上で寝たまま便器でしろ’→起きれるのに、なぜ
                                                寝てしなければいけないの
‘車椅子でトイレに行け’→連れて行ってください
‘同室者に迷惑’→母も私達も重々思っています
   ・
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   ・
   

気分転換に、車椅子で、外来フロアーを散歩し
窓越しに、病院の花壇が見え「きれいなつつじ」と母

余命を、母が充実してハッピーに過ごせるように、
苦痛がないようにしてあげたい
今日も帰り際、ナースコールの使い方を説明して、押して

明日行ったら、また、事件がおきていませんように。

事件といえば、着替えをさせていて、
浴衣の合わせは左右どちらが前かで問題になり、
私は右手がスーッと懐に入るように左が前、
主人は男女で違う、
これは絶対にない。なくなった人は反対に着せていたから、
妹は剣道をしていて、剣道着が左前だから私と同じで左、
最後に年の功と母に聞くと
「右前」・・・・・?
左前ですよね。
母に「右前は亡くなった人だから、直そ」と、直しかけると、
母、口を荒立てて、私を制止。
私も、好きにしなさいと。
母、右前のまま着ています。

コメント (3)
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