喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

私の推薦図書

2007-07-22 | ナースの卵

 


夏休みの、学生への推薦図書。
私の好きな、お気に入りの本達です。

『種をまく子供たち』佐藤律子 ポプラ社
 子どもを小児がんで失った家族の闘病記。
金八先生で武田鉄矢が読み聞かせた本。
『テレジンの小さな画家たち』野村路子 偕成社
 ナチスの収容所で絵を書き残し、殺された子どもたちの記録。
『博士の愛した数式』小川洋子 新潮社
 映画になり、DVDがもうでている。
『金子みすヾこころの宇宙』矢崎節夫 ニュートンプレス
 大正末期から昭和初期の童謡詩人。私と同じ山口県出身。
『子供につたえる日本国憲法』井上ひさし 講談社
『二十一世紀に生きる君たちへ』司馬遼太郎 世界文化社
『細川ガラシャ夫人』三浦綾子 主婦の友社
 単行本で新潮文庫から『細川ガラシャ夫人上・下』が出ている。
『自閉症だったわたしへ』ドナ・ウイリアムズ(河野万里子訳) 
  新潮文庫 単行本
  『明恵上人』白州正子 講談社文藝文庫
 単行本
『わすれられないおくりもの』スーザン・バーレイ(小川仁央訳) 
  評論社   死と向き合う絵本です。
『森と氷河と鯨ーワタリガラスの伝説を求めて』星野道夫 世界文化社
『娘よ、ゆっくり大きくなりなさいーミトコンドリア病の子と生きる』堀切和雅 
  集英社新書  昨年中日新聞に連載された。単行本
『国際感覚ってなんだろう』渡部淳 岩波ジュニア新書
 単行本
他の先生のの本も教えてもらい、
夏休みに、是非、と学生に紹介します。

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河合隼雄さん

2007-07-22 | 徒然日記

文化庁長官(今年の1月退官)で
臨床心理学者の河合隼雄さんが19日亡くなられた。
去年の8月、脳梗塞を起し、
意識がもどらないまま、死を迎えられたらしい。
入院されたと新聞には載るが、
その後の様子を知らせる報道もなく、
やっと、「明恵 夢を生きる」を読み終えて、
どうされているのかなと思っていた矢先でした。

亡くなられて、何が一番悲しかったかというと、
上司に「河合隼雄さん亡くなられましたね」と話しかけると、
「誰?その人」・・・・・・・と
一瞬、言葉が出ませんでした。
この地方とも関係が深く、
犬山の京大霊長類研究所の所長を以前勤めておられた
河合雅雄さんはお兄さんです。

河合隼雄さんを知らない・・・・・そのことが悲し~い

奇遇にも、夏休みに学生に薦める本を探していて、
本箱から出てきたのがこれ。



2001年4月30日発刊の
KAWADE夢ムック文藝別冊〔総特集〕河合隼雄でした。
偶然にも、まだ宮内庁に勤務している
東儀秀樹さんとの対談も載っていました。

本当に偶然って、重なるものですね

河合隼雄さん、ご冥福をお祈りします。


 

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