喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

サランラップ

2007-12-09 | 徒然日記

今、新聞を読んでいたら、
面白いというか、へ~という記事がありました。
中日新聞の13面の「わくわく探検」
子ども達が記者になって会社などを訪問し、
取材した内容が載せてあります。
今回は、三重県鈴鹿市のサランラップ工場を取材したお話。
サランラップは台所の便利な道具、
それだけではなく、
医療の現場でも保温の目的で使うことがあります。
サランラップは
ポリ塩化ビニリデンという白い粉を原料として造られます。
この粉を約200度で加熱、水飴状にし、
粘土ぐらいの硬さにして空気を吹き込むと、
透明な膜がシャボン玉のように膨らみ、
フィルム状に紙の筒に巻き取られていくのだそうです。
ポリ塩化ビニリデンは
二十世紀初めにアメリカで生まれた合成樹脂。
戦争で弾丸を湿気から守るための
包装などに使われたのだそうです。
その後、アメリカのフィルムメーカーの人たちが
ピクニックに出かけたとき、
社員の奥さんがレタスを包んできた
会社のフィルムが評判になり、
ラップとして商品化されたのがサランラップの始まりとか。
「サラン」はその奥さんサラと、
一緒にいた奥さんアンの名前を合わせたのだそうです。

戦争が医学や科学の進歩をもたらすと・・・・
サランラップ、おまえもか・・・・

コメント (2)
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