喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

急須百選展

2008-11-23 | お茶関係
名古屋栄丸善で、26日まで、急須百選展をしています。



江戸期から現在までの和の急須が展示されています。

以前、中日文化センターで中国茶の講師をされていた
足立先生が、会場にある茶器を使って、
お茶を淹れられるミニセミナーもあります。
セミナーは明日で最後です。
明日は「温故」というやきものを使ってお茶を淹れるようです。
「温故」はインターネットで調べてもでてこないので
よくわかりませんが、幻のやきものといわれているとか。

今日は、上の写真の手前右の、
人間国宝金重陶陽さん(故人)作の備前茶銚※を使って、
台湾の東方美人というお茶を淹れてました。

金重陶陽さんは、岡山県備前市伊部(いんべ)の出身で、
備前焼を再興させ、「備前焼中興の祖」と称され、
備前焼で初めて人間国宝になった人だそうです。



私も、名工の名品でお茶を淹れてみたい!

しかし、足立先生、いつお会いしても優雅でお綺麗!

※注ぎ口と持ち手が一直線上にある後手の急須を茶銚というのだそう





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旬魚食房 幸照

2008-11-23 | 外食(カフェ・レストラン・料亭etc)

小牧のイオンの前を南へ、25号線を横断(不発橋の手前)して、
すぐの所、カーブを曲がった反対車線の、
エルシティーオリビアの1階にあります。
静かで、とても落着けるお店です。
全席掘りごたつ式で、くつろげます。

















京風会席料理。
デザートのごまプリンは、食後には重かった。
せっかくのお料理が台無しになりそう。
もう少し量が少ないか、ゼリーあるいはフレッシュフルーツでいいかな・・・
しかし、また、来たいなと思えるお店です。








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獺祭

2008-11-23 | お酒

昨日、妹の所へ行った帰り、
次女も2週間の予定で浜松へ車校、長女も出かけていないので、
以前紹介した、長崎ちゃんぽんのおいしいお店で
夕食をして帰ろうと行くと、店の外で行列。
あきらめて、以前から気になっていた「幸照」という、旬魚食房へ。
お料理をいただきながら、
どんなお酒があるのかなとメニューをめくっていると、
「獺祭」という、山口県岩国市のお酒が目にとまり、
山口県出身の私は飲んでみなくちゃと、
お試しの量(90ml)を飲んでみました。



旭酒造のある山口県岩国市周東町獺越は
「川上村に古い獺(かわうそ)がいて、子供を化かして、
当村まで追越してきた」ことから、獺越といわれてるようになったとか。
その地名の一字をとって「獺祭」と命名したのだそうです。
「獺祭」の意味は、
獺が捕らえた魚を岸に並べて
まるで祭りをするようにみえるところから、
詩や文をつくる時、多くの参考資料等を広げちらす事をさすそうです。
岩国市は錦帯橋で有名です。

口当たり、喉越しのやさしい、まろやかだけど、
濃くのある美味しいお酒です。
90mlでほろ酔い!

モンド・セレクションで3年連続入賞しているお酒だそうです。



旭酒造株式会社
http://asahishuzo.ne.jp/




 

 

 

 





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紅茶の葉のグレード

2008-11-23 | お茶関係

最初にクエスチョン。紅茶は英語で何といいますか?
答えは最後に。

これは昨日、甥からもらったセイロン紅茶のパッケージですが



右隅の「BOP」ってどういう意味かわかりますか?
これは紅茶の葉のグレードを示しています。
ブロークンのB、オレンジペコのOP。
細かくカットした茶葉を一般にブロークンといいます。
オレンジペコとは葉の部位の名称です。



フルリーフ(カットしない茶葉)
FOP(フラワリー・オレンジペコ)
OP(オレンジペコ)
P(ペコ)
PS(ペコスーチョン)
S(スーチョン)

下になるほどグレードは下がります。

ペコという言葉は
福建語で白い芽(芯)を意味する白毫の発音パイハウを
ペコと聞いたヨーロッパ人の発音がそのまま使われているのだとか。
また、スーチョンは四番目の葉の意味。イー・アル・サン・スー・・・・・・

紅茶の発祥は中国福建省なので、
名称に中国語が関係しているのはなるほどとうなづけます。
ちなみに、中国には正山小種(ラプサンスーチョン)という紅茶があります。

ブロークン(細かくカットされている茶葉)
BOP(ブロークン・オレンジペコ)
BP
BPS

上記したものよりグレードが落ちる茶葉として、
F(ファニングス)といってブロークンよりも細かくカットされた茶葉。
例えばBOPF(ブロークン・オレンジペコ・ファニングス)。
グレードとして最小のD(ダスト)。Fよりさらに細かい粉状の茶葉で、
ティーバッグに多く用いられます。

このほかに、最高級で、S・F・T・G・FOP。
スペシャル・ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリーオレンジペコ。
これはほとんどが上質のゴールデンティップ。
これはまだ葉が開いていない芯芽の部分で、
表面には細かい小さなうぶ毛があり、
加工後にもこの状態を残しているものをいいます。

また、摘んだ時期で、
ファーストフラッシュ(一番最初の、春摘みの茶葉)、緑茶でいえば新茶。
セカンドフラッシュ(二番目。夏摘み)、この時期の紅茶が一般的。
オータムナル(三番目。秋摘み)

昨日、妹のところで、甥が友達にもらったという、
スリランカのembilmeegamaという種類? 紅茶園?の
ゴールデンチップの紅茶を飲ませてもらいました。



沸騰したお湯を少し冷まして、
芯芽なので、熱湯で入れると渋みがでる。
茶葉を傷めない様に、ポットの壁に湯を当て注ぐ。



透明感のある、芯芽とはいえ完全発酵の紅茶、
普通の紅茶より水色は薄いですが、
中国茶の白茶に比べたら、しっかり色がでています。

82歳の父でさえ、「甘い!」と言わせるほど、
甘みがきわだっていました。

めったに手に入らない、珍しい紅茶をご馳走様でした!


答え BLACK TEA ご存知でしたか。



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