喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

おくみどり

2009-08-18 | お茶関係

「おくみどり」はお茶の品種の名前。
収穫時期が「やぶきた」と比べて、
一週間から10日ほど遅いのだそう。
その「おくれ」と、茶葉の緑が濃いということから、
「おくみどり」と名前が付けられたそう。

らでぃっしゅぼーやの今月の緑茶の時間のお茶が
このおくみどりの煎茶と碾茶。


おくみどりの煎茶


おくみどりの碾茶

碾茶にする茶葉は、
寒冷紗などで25日ほど覆って、直射日光を遮て栽培されています。

日光をさえぎることで、
お茶の旨味成分のアミノ酸が増加し、
逆に渋みの成分のタンニンが減少します。
また、覆いをかけることで
かぶせ香と呼ばれる特徴的な香が生じるのだとか。
かぶせ香ってどんな香かしら???

碾茶を粉末に挽いたものが抹茶です。

碾茶は茶葉を蒸したあと、
揉まずにそのまま乾燥させてあります。


煎茶


碾茶

蓋碗で、


約75度のお湯で、
煎茶は1分30秒、碾茶は3分蒸らして、淹れました。

揉むことで、茶葉の組織や細胞を壊して成分がでやすいので、
煎茶の方が断然水色が濃いですね。
味も煎茶は渋みが少しありましたが、
濃厚でアミノ酸がたっぷりと言った感じ。

同じ品種のお茶でも製造によって、随分違う!

そういえば中国茶がいい例だ!
白茶・緑茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶
それぞれのお茶に相応しい茶葉はあるけど、
一種類の茶葉から製造の違いで6種類のお茶ができる。













コメント
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