母の三回忌でした。
妹の家族と私の家族だけの法要ですが、
毎回、家族が増える。
一周忌には、姪の旦那さん。
今回は、姪の子どもに甥のお嫁さん。
家族が増えるって、いいね!
我が家はいつだろう・・・・
一まわり小さくなって、
杖をついて歩く父の姿を初めて見た。
歩きも重く、足が上がっていない。
そんな父を目の当たりにして、
老いたな、弱ったな、
この父とも別れが近いのかなと思うと、
悲しくなった。
老いるって、悲しいなと思う。
釈迦は、人間の四大苦を生・老・病・死と言ったけど、
老いはそのうちの三つの苦を一度に背負うように思う。
目の前に迫っている死の苦悩と、身体の衰えを
父はどんな思いで、過ごしているんだろうか。
主人もあと3年すると、高齢者と言われる年齢になる。
老いは、他人事ではないけど・・・・・
三つの苦にどう対処していくか、重大事である。
横尾忠則さんがこんなことを言っている。
「肉体で現世にいるということは確かに苦痛である。
因果のサイクルから解脱しない限りわれわれはいつまでたっても
こうしてこの世に生まれてこなければならない。
この世は神の国に入るための修行の場でもある。
しかし、この修行の場での修行を怠れば、
永遠に神の国に入ることが許されず、
ついにその魂までもこの宇宙から消滅しかねない。
これ以上の悲劇がどこにあろう。
肉体であろうと霊魂であろうと、
自分がこの宇宙のどこかにいるということは
素晴らしいことである。」
現世にいることは苦痛
この世は神の国に入るための修行の場
修行を怠ったら神の国にも入れないし、
魂も消滅する。
頑張って、生あるうちは、修行して生きるしかないんだ!