タイトルの見出しで、
17日の中日新聞に紹介されていた、
『旧国鉄中央線の廃線跡とトンネル群』の
1.5キロ区間を歩いてきた。
明治33年に開通した、庄内川沿いの赤レンガのトンネル群。
昭和41年に電化複線工事完成で放棄されていたもの。
八キロにわたって
13(建設当時は14)のトンネルが現存しているそうです。
今日歩いたのは整備が完了している1~6号のトンネルの内
玉野第4トンネル(4号) 全長75m
玉野第4トンネル多治見側
隠山第1トンネル(5号) 全長99m
隠山第1トンネル多治見側
隠山第2トンネル(6号) 全長333m
隠山第2トンネル多治見側
この3つのトンネルを歩いてきました。
トンネルの中は真っ暗、最後の6号トンネルはローソクの灯りが
懐中電灯がいるじゃ~ん
JR中央線の定光寺駅で下りて、
玉野発電所用水に沿って歩き始めます。
今日は約3200(昨日は約5200)の人出だったそうです。
最初の4号トンネルの途中の竹林
竹の緑と紅葉のコントラストがとても美しかった!
4号トンネルの出口(多治見側)の景色
トンネルを抜けると右に県内最大級の胴回り2m前後の
根元から3本に枝分かれしたモミジの巨木。
モミジの精が棲んでいそう
切り株から芽を出した「株立ち」で、
樹齢100年以上になるのではと・・・・
庄内川や対岸の景色も見応えあります。
6号トンネル右の玉野古道には
「山おやじ」と名前のついた大エノキ
古道の先、終点は、庄内川の川原に下りれます。
とても広くて、お弁当を食べるのに丁度いい場所です。
「愛岐トンネル群保存再生委員会」の方々が、
整備に尽力されているとのこと。
この廃線跡地は民地だそうです。
市民の憩いの場として再生させるために
買取を目指して活動されているそうです。
この自然と、明治の遺産に感動し、
私達も帰りに、寄付してきました。
年に数日しか見れないのは本当に残念!
人が入れば入るほど、自然が傷むだろうと思うと、
少し複雑な心境ですが・・・・
「トンネル群再生」で検索するとこの会のHPを見れます。
皆さんも賛同されましたら、募金に協力してあげて下さい。
長い間、お付き合い下さって、ありがとうございました!
春には、是非、行きましょう!