クサギ
昨日廃線跡を歩いて、
委員会の人たちが、木々に名札を掛けて下さっていて、
初めてこの木の名前を知りました。
「臭いんかね」と葉っぱを採って
ちぎって嗅いでみましたが、臭くなかったんですよね。
帰って調べてみたら、葉をもむんだそうです。
8月頃に白い花が咲き、
石川植物園のHPから
花は葉と違って、ユリに似たとてもよい香りがするそうです。
果実は草木染にすると媒染剤なしで空色、
赤いがくは鉄媒染で渋い灰色に染まるそうです。
若葉は山菜とし食すことも出来るようです。
属名をClerodendrumといって、
「cleros(運命)」+「dendron(樹木)」に由来するのだそうです。
日本語で言うと属名は「運命の木」。
はじめ、セイロン島で2種類が注目され、
それを「幸運の木」「不幸の木」と呼んだことから付いた名前だそうです。
何故「不幸の木」と名前が付いたんでしょうね。
「不幸の木」と付けられた方はかわいそうですよね。
果実やがくの特徴といい、「クサギ」という木は覚えやすいね。