映画を観終わって、
Wさんのお見舞いに行った。
本人にも告知され、延命は望まないと・・・・・・・
スパゲティ症候群ほどではないけど、
酸素や点滴、まだ膀胱の管はないけど、
定期的に導尿してもらっているようだ。
治る見込みの無い病をかかえて、
どんなに辛い思いで、毎日を過されていることやら。
病院を出て、沈んだ気持ちで鶴舞公園を歩いていると、
軽快な音楽が流れてきた。
野外音楽堂らしき前で、
ドラム缶など変わった楽器を使って、演奏をしていた。
野外音楽堂?の後の建物が名古屋大学病院
ベンチに座って、しばらく、ボーッと聴いていた。
もう一度、家で過させてあげたい!
去年の12月以来、久しぶりに映画を観に行った。
「王冠を賭けた恋」として知られる
兄エドワード8世が王位を捨てたため、
吃音のためスピーチができず、
望まぬ王位に就くはめになった次男のジョージ6世の話。
現イギリス国王、エリザベス2世のお父さんだそう。
国王ともなると、すごいストレスだったろうね。
ジョージ6世の演説の様子は
インターネット上でも簡単に見れるそうですが、
私は探しきれんかったけど・・・・・
表情に悲しみや恐れが見てとれるそうです。
56歳という若さで亡くなったそう。
偶然にも私が生まれた1952年に。
妻である王妃エリザベスは
101歳まで生きられたそうです。
夫の望まぬ王位継承の原因を作った
ウィンザー公(退位したエドワード8世)夫婦を
終生、許さなかったそうです。
いや~、映画っていいですね!
心が元気になる。