喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

僕たちは世界を変えることができない。

2011-09-24 | 映画・コンサート・ミュージカル・演劇等


パンフレットの表紙


裏表紙

朝一で見てきた。
泣けて、笑えて・・・・・・

向井くんもいいけど、
紆余曲折で150万円の建設資金を集め、
「現役大学生たちがカンボジアに小学校を建てた」
この事がすごい!

この映画のタイトルは
原作者葉田甲太さんが銀杏BOYZの大ファンで、
同名の楽曲↓から



借用したのだそうです。
その関係で、この曲、挿入歌に使われてました。

イベントの挨拶で、甲太がパンツ一丁になる場面があって、
「何故パンツ一丁になる必要があるの???」と思っていたら、
これで、納得!

葉田甲太さんは、
「世界を変えることができなくても、
銀杏BOYZは、自分の世界を変えてくれたから。」と言っている。

最後に、甲太が挨拶の中で言った、マザーテレサの言葉を。

『私たちは、この世で大きいことはできません。
小さなことを大きな愛をもって行うだけです。』

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徳川秀忠とお江

2011-09-24 | 読後感



『秀忠は、地味に堅実に創業者家康の言いつけを守り、
三代目家光に引き継ぎ、
いぶし銀のような将軍だった。』
と著者は言っている。
また、秀忠の政治は妻
お江の内助の功があり、
『お江との二本柱で行った連立政権ではなかったのか』
とも。

秀忠は、徹底して恐妻家だったらしいけど、
この二人、ベスト夫婦だと思う。

この
http://unkar.org/r/sengoku/1222051735#l134
戦国ベスト夫婦が面白い。
117番目に秀忠お江夫婦が出てくる。

『一国の指導者はぶれないことが最も大事。
自分は何をすべき人間なのか、
それをしっかりわきまえる。』
『一国の指導者』に限らずだな~と、
この言葉、肝に銘じた。


歴史好きなんだけど、知らないこと多い。
この本を読んで知ったことが2つ。

その1つ、
真田幸村なる名前は知っている。
島津家当主・島津忠恒(家久)に、
「真田は日本一の兵(つわもの)。」と言わせ、
徳川家康と果敢に戦って、
大阪夏の陣で討ち死にしたことは知らなかった。
主人と父に質問してみたけど二人とも知らなかった・・・

その2、
「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」
日本一短い手紙と言うことは知っていた。
書いた人までは知らなかった。
家康の家臣本多重次という人で、
家康が正室の侍女に次男の秀康を身ごもらせ、
正室の悋気(りんきと読み嫉妬の意味)を恐れた家康が、
預けたのがこの人物。

読書はこれが面白い。
知らないことを知る。
人生の指針になる名言にも出会える。


『徳川秀忠とお江』
著  者:星亮一
出版社:学研M文庫

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