喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

こんなことがなきゃ

2013-04-21 | 母のこと父のこと

妹夫婦が土曜日出かけて、帰りが遅いので、
「父の夕食お願い」と頼まれ、
久しぶりに我が家に来て、泊まってった。

こんなことがないと、
掃除したり、お膳を整えたりせん私

昨晩の夕食は、前の晩から仕込んでたおでん。
椎茸(干し椎茸)やこんにゃくは一口大に切って。
自家製の蕪の糠漬けも小さく切って。
デザートは前の日、父の買い物に付き合ったときに買った、
ゼリーにチョッと手を加えて、ガラスの器に盛って。


今朝は主人は早く起きて、
いつものように自分でトーストとコーヒー牛乳で済ませてた。
父にはワンプレートでトーストにコーヒー牛乳、
スクランブルエッグ、キャベツの千切り、茹でオクラ、プチトマト。
キャベツの千切りは湯通しして。
私はコーヒー牛乳に父と半分にしたバナナ。

お昼はさばの塩焼きに大根おろしを添えて、
具沢山の味噌汁。自家製のなすときゅうりの糠漬け。
各自お盆で。

なんも豪勢なおかずではないけど、
お客さんともなると、ちょこっと見栄えを工夫したり、
いつも使わない器を使ったりする。
一番気を使うのは、88歳の父の年から、
のどに詰めてはと、
柔らかく、噛みやすいようにと手を加えた。

しかし、父を見ていて、
身体的な機能だけではなく思考や認識能力なども
確実に衰えていっているのがよく解る。
父自身の辛さや悲しみも伝わってきて、
私も悲しい。

私が老いたら、老いを受け入れて、
老いたことを辛いとか悲しいとか愚痴をこぼさないようにしたい。
日常生活、できるだけ自分でしようと努力したい。
しかし、衰えた部分は助けて欲しい。
素直に頼める老人になろうと思う。
甘えかもしれないけど、自分もいずれ行く道と思って、
老人を気遣って欲しいと思った。

な~んちゃって、
どんなおばあちゃんになるんだろう。
意地悪ばあさんになりそ







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賢治の初恋

2013-04-21 | 岩手県 旅

宮沢賢治記念館でボランティアガイドさんから
「何か質問ありませんか」と聞かれたので、
「賢治には好きな女性いなかったのですか」と、
質問してみた。
「入院していた時の看護婦さんに恋してた」とのこと。

帰って調べてみたら、
賢治が18歳の時、肥厚性鼻炎の手術のために入院した
岩手病院(現在の岩手医科大学附属病院)の
http://www.iwate-med.ac.jp/ideology/ayumi/iwate_hospital/
高橋ミネという看護婦さんらしい。
一方的に思っていただけで、恋心を伝えなかったらしい。

当時、まだ有名ではなった賢治のことを、
ミネさんと賢治の祖母が
同じ日詰(花巻の北方の町)の出身ということで、
ミネさんは晩年、
「岩手病院に勤めていた頃に、
宮澤賢治が入院していた」と憶えていたそう。
退院後、賢治はミネさんへの恋心を短歌に多く詠んでいる。
http://www.ihatov.cc/blog/archives/2010/05/post_704.htm 
ちょっと女々しいと思うのは私だけ????

生涯独身で通した賢治は
「独身主義は間違いだった」と友達に語ってるそう。
http://agein.hiwadasan.com/yuumeijin/yuumeiB09.html

「一度は結婚してみるもんだ。
結婚したからには添い遂げたい。」・・・・・・と意外に古風な私です



      

 

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