棟方志巧の「釈迦十大弟子」と
葛飾北斎の「富嶽三十六景・凱風快晴」
(※凱風は南風のことだそう)
が見たくて、久しぶりにメナード美術館へ行った。
ポスターの『夜桜美人図』を画いた人、
葛飾応為といい、北斎の三女だそう。
父を凌ぐほどの腕前で、
北斎に「自分が描く美人画は阿栄にはかなわない」
と言わしめたそう。
応為という画号は、いろいろな説があるようだけど、
北斎が娘を「オーイ、オーイ」と呼んだので、
それをそのまま画号としたとか
彼女の現存する作品は10点余りと少ないそうですが、
北斎作とされる作品の中に、
実際は応為の作、あるいは北斎との共作が
相当数あると考えられているそう。
応為という人物、初めて知った!