今日から公開の、
を見に行った。
この映画がなければ、
おそらく、『堀越二郎』なる人物を
一生知らなかったと思う。
1920年代の日本は、不景気と貧乏、
病気、そして大震災と、
生きるのに辛い時代だった。
そして、日本は戦争へ突入していった。
そんな時代に
「自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を
描きたいんもである」と宮崎駿監督。
映画の終盤でカプローニが、堀越二郎に、
「君の10年はどうだったかね。
力を尽くしたかね」と問う場面がある。
堀越二郎は、
「はい、終わりはズタズタでした」と。
それに対して、
「国を滅ぼしたんだからな。
あれだね、君のゼロは」とカプローニ。
最後に堀越二郎が
「一機ももどってきませんでした」と。
このやりとりにジーンときた。
「国を滅ぼしたんだからな」には
そこまで言わせるかと抵抗があったけど・・・・・・
この言葉をあえて出したのは
どんな意図なんだろう。
この映画見て、堀越二郎と宮崎駿監督がダブったのは
私だけ????
そう言えば、昨日、「改憲」のことを記事にしたけど、
スタジオジブリが毎月発行している
「熱風」と言う冊子の最新号で、
憲法改正を特集していて、
宮崎駿監督も寄稿しているそう。
その寄稿文の抜粋が
今朝の中日新聞にも載っていた。
ジブリ公式ページにも公開
http://www.ghibli.jp/docs/0718kenpo.pdf#search='%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA+%E6%86%B2%E6%B3%95'
されているので読んでみて下さい。