おもしろくて、いっきに読んだ。
親鸞聖人、人間くさくて、私たちと変わらないと思った。
「人の心は愚かで弱いもの。
私自身、口では立派なことをいっても、
迷うことはしばしばだ。
だからこそ、そこに念仏があるのではあるまいか。
迷い、ともすればくじけそうになる心を、
はげまし慰めて、真の信心につれもどしてくださる他力の声。
それが念仏かもしれないと思う。」と、
本の中で、親鸞が言っている。
ときたま、「神様・・・・・」って祈ったり
自問自答する時がある。
そうすると心が落ち着く。
親鸞の言う念仏とはほど遠いけど
念仏と同じような効果のように思う。
今、中日新聞で完結編が連載されてる。
せっかく連載されてるのに読めてないんだけど、
早く、書籍化されないかなぁ・・・・・待ち遠しい!
『親鸞上下』
『親鸞 激動編上下』
著 者:五木寛之
出版社:講談社文庫