父を整形に連れて行って、
早く診察が終わったので、
お昼食べて帰るには早いなと、
お弁当を買って、家で食べることにした。
井瀬木の横の●辺りにあった「かつや」で
できるのを待っていたら、
同じように待っていた70台半ばぐらいの女の方が、
「私は牛丼の方が好きなんだけど・・・・」
「この辺にできたらしいけど、しらない?」と声を掛けられた。
「父を病院に連れて行った帰りで、
父は一宮で私は小牧なので、
この辺のことはよくわからない」
店の中から窓越しに、外をのぞいたら
吉野家があったので、
「あそこに吉野家ありますよ」と教えてあげたけど、
何だかよくわからないことをしゃべってた。
病院と言う言葉が出たからだろうか、
「娘が・・・・・で働いていて」と。
特養の名前だったので、
「ヘルパーさんされてるんですか」とたずねると、
「看護師です」と。
「私も看護師なんです」と言うと、
「姉も妹も看護師で、私はここ(頭を指して)が弱かったから」
「妹は市民病院で働いてて」
「私も市民病院で働いてたんですよ」
「あなたが知ってるかどうかわからないけど、
Oと言ってね・・・・・・・・」と、
その名前を聞いて
忘れもしない!
K市民病院でパートで働いていた時、
オートクレープの事故で、スタッフが怪我をし、
人手不足で、中材に応援に行き、
その当時、手術室の近くに
中材があった????ことから、
手術室勤務の彼女とは面識があったし、
中材と手術室の看護師が発起人になって
「ビューティーズ」というソフトの同好会を作り、
一緒にソフトもやった仲。
そのことはともかくとして、
一番忘れられないのは、
私が勤務していた病棟にOさんが入院してきた。
彼女、持病があって、確か、ステロイドも内服してた。
退院が近いという早朝に、
「隣の人が、様子がおかしい」と
同室の患者さんが教えてくれ、
心肺蘇生をしたけど助からなかった。
突然の、死で、まだ小さい子どもさんを残して
亡くなった彼女の無念を思うと、
いたたまれない気持ちで、
お通夜に臨んだことを思い出す。
もう20年くらい前のこと。
しかし、奇遇なことがあるもんだ。
何かの暗示かなぁ・・・・