喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

金戒光明寺

2016-11-04 | 京都の寺・神社・仏像

今週1週間仕事がないので、



1泊2日で行ってきた。

お茶会と各寺院が所蔵している特別拝観の若冲の画が目的。

2日目の一番印象的だった金戒光明寺から。


金戒光明寺のパンフレットより

法然上人が比叡山の修行を終えて、
浄土宗最初の念仏道場を開いた場所で、
山門には「浄土真宗最初門」の額が掛かっていて、
‘日本の浄土宗の真のはじまりの場所’という意味があるのだそう。

山門の特別公開をしていて登ってきた。
知恩院三門には劣るけど、
楼上には、釈迦三尊像、十六羅漢像が安置され、
天井には「蟠龍図」が描かれている。



鳥よけのネットの隙間から御影堂を望む。

この地が自然の要塞になっていること、
遠く天王山や、淀川、大阪城まで見渡せたことから、
京都守護職として任命された会津藩主松平容保が
この寺を本陣にしたそう。
また、幕府が将軍上洛警備のため浪士組を結成し、
容保に浪士差配を命じたことから、
金戒光明寺は新選組発祥の地でもあるのだそう。
そんな関係から会津藩殉職者墓地もあるようだ。
詳しくは↓
http://www.kurodani.jp/roots/index.html

ところで、ここには次期将軍をめぐって対立した
春日局が建てたというお江のお墓(遺髪が納められている)もあった。
高野山高野山奥の院めぐりにもあったな・・・・・・。

お江のお墓へ行く階段を登りきったところにある


金戒光明寺のパンフレットより

三重塔は、お江の夫、秀忠を弔うために建てられたものだそう。

で、お目当ての若冲の画は次回に。
しかし、若冲の画より感動した画が。


コメント
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