津久井先生の消しゴムはんこ教室の前に、
チョッと足を延ばして、
読み終わったばかりの、
「『空海の風景』を旅する」にでてきた、
空海ゆかりの
大慈山 乙訓寺(おとくにでら)に行って来た。
ご本尊は合体大師像。
初めて聞く名前だけど、
首から上が八幡大菩薩(ぼさつ)、
体は弘法大師の木彫で等身大の座像だそう。
阪神大震災の被害を受けた本堂修復の落慶で
1997年に開帳されるまで237年間も秘仏だったそう。
現在も33年に一度の御開帳の秘仏。
長谷寺の末寺で、ここもぼたんで有名らしいが、
今年は例年より開花が早く、花はすでに摘み取られ、
ぼたん祭りは終わっていた。
真言宗 乙訓寺
ここは、空海が帰唐して、初めて
811年、別当(寺務を統轄する長官職)として任務に就いた寺で、
また、空海と同時に入唐して、帰国がかなり早かった最澄が、
空海に真言の教えを請いに訪れて、
二人が最初の出会いをした寺でも有名。
「『空海の風景』を旅する」をよんだあと、
司馬遼太郎の「空海の風景」を読んでいるが、
空海、ただ者ではないな。
「報道の自由を守るのは報道しかない」
「政府の監視は報道の自由に基づく責務」
「新聞記事は、歴史書の最初の草稿」
政治面をほとんど読まない私。
政治は他人事のようになってる。
政府の監視は報道と共に国民もだよね。
しかし、メリル・ストリープとトム・ハンクス、
円熟の演技で、カッコよかった。
何だか最後、感動して少し泣けた。