昨日、映画を見に行って、
夫は「イチケイのカラス」を、
私はこれを。
「エンニオ・モリコーネ」、
生涯にわたて、500以上の
映画とTV作品の音楽を手掛け、
日本では2003年にNHKの大河ドラマ
「武蔵MUSASI」の音楽を担当し、
アカデミー賞には6回ノミネートされ、1回受賞。
2007年には全功績を称える名誉賞も授賞した音楽家。
かっては映画音楽の芸術的地位が低かったため、
何度もその仕事をやめようと思ったらしい。
この映画を見て、彼の映画音楽は
単なる映画音楽に止まらないと思った。
彼はクラシック音楽の道へ進まなかった葛藤と
ずっと戦っていたようだ。
私にはクラシック音楽の定義がよくわからないけど、
彼の音楽は十分に現在の
クラシック音楽足り得るものがあるのではないかと思った。
エンニオ・モリコーネという名前は
明確にあまり記憶になかったけど、
音楽を聴くと、音楽とともに映画がよみがえる。
もう一度、彼が手掛けた映画音楽を
映画とともに聴いてみたくなった。