ハボタンが花屋の店先に並び始めた。
お正月の寄せ植えによく使われる。
クリスマスもまだ来ないのに、
お正月も近いんだな~と、しみじみ。
『月の雫』という名前のハボタンを買った。
パンジーを植えた真ん中に、ハボタンを植えようと、
農協に土を買いに行ったついでに、
『月の雫』とは素敵な名前だなと、名前につられて買った。
昔とっていた趣味の園芸(平成5年12月号)を出して読んでいたら、
ハボタンはもともとヨーロッパが原産で
江戸時代に日本に渡来してから
盛んに品質改良されのだそうです。
東京ハボタン、名古屋ハボタン、大阪ハボタン。
葉に切れ込みがある、
サンゴ葉ハボタン、クジャク葉ハボタン、カンザシハボタンの
系統が生まれたのだそうです。
東京ハボタンは葉に縮みがなく丸葉。耐寒性がある。
栽培方によっては茎がかなり伸び、切り花用に。
名古屋ハボタンは葉の縁に細かい縮みがある。耐寒性は低い。
大阪ハボタンは2つの中間型。東京系の耐寒性と
名古屋系の縮葉性(名古屋系ほど強くない)を兼ね備えている。
サンゴ葉ハボタンは切れ込みが大柄で粗い。
クジャク葉ハボタンは切れ込みが繊細、クジャクが羽を広げたように優雅。
カンザシハボタンは2つの中間で、茎が長く伸びる。
『ハーブと花の畑から』のハボタンのところを検索すると、、
いろんな品種名の付いたハボタンが見られますよ。
『月の雫』は載ってませんでしたが、新しい品種なのかな・・・・