2年ぶりに、次女と1泊2日で東京へ。
一番の目的は、帝劇でのミュージカル鑑賞。
せっかくなので、新横浜で降りて、
みなとみらいにあるパシフィコ横浜で開催されている
世界に先駆けて一般公開
『マンモスYUKA』の特別展を見に行った。
四肢や長い鼻などがほぼ完全な状態で残っている
「YUKA」は、
2010年、シベリアの永久凍土から発掘された、
3万9000年前の10歳のメスのマンモス。
永久凍土は、夏になると解けだし、
埋もれていた物が、顔をのぞかせ、
そこで、こういう発見につながるのだそう。
会場でその様子をビデオでやっていた。
牙がごろごろ出てきてたのには
「YUKA」と言う名前は、
ロシア連邦の東シベリアに位置するサハ共和国の
発見された地域の名前
「ユカギル」にちなんで名づけられたのだそう。
マンモスのソフトクリーム
お土産に、園山俊二さんの
「はじめ人間ギャートルズ」の切手シートを買った。
父を整形に連れて行って、
早く診察が終わったので、
お昼食べて帰るには早いなと、
お弁当を買って、家で食べることにした。
井瀬木の横の●辺りにあった「かつや」で
できるのを待っていたら、
同じように待っていた70台半ばぐらいの女の方が、
「私は牛丼の方が好きなんだけど・・・・」
「この辺にできたらしいけど、しらない?」と声を掛けられた。
「父を病院に連れて行った帰りで、
父は一宮で私は小牧なので、
この辺のことはよくわからない」
店の中から窓越しに、外をのぞいたら
吉野家があったので、
「あそこに吉野家ありますよ」と教えてあげたけど、
何だかよくわからないことをしゃべってた。
病院と言う言葉が出たからだろうか、
「娘が・・・・・で働いていて」と。
特養の名前だったので、
「ヘルパーさんされてるんですか」とたずねると、
「看護師です」と。
「私も看護師なんです」と言うと、
「姉も妹も看護師で、私はここ(頭を指して)が弱かったから」
「妹は市民病院で働いてて」
「私も市民病院で働いてたんですよ」
「あなたが知ってるかどうかわからないけど、
Oと言ってね・・・・・・・・」と、
その名前を聞いて
忘れもしない!
K市民病院でパートで働いていた時、
オートクレープの事故で、スタッフが怪我をし、
人手不足で、中材に応援に行き、
その当時、手術室の近くに
中材があった????ことから、
手術室勤務の彼女とは面識があったし、
中材と手術室の看護師が発起人になって
「ビューティーズ」というソフトの同好会を作り、
一緒にソフトもやった仲。
そのことはともかくとして、
一番忘れられないのは、
私が勤務していた病棟にOさんが入院してきた。
彼女、持病があって、確か、ステロイドも内服してた。
退院が近いという早朝に、
「隣の人が、様子がおかしい」と
同室の患者さんが教えてくれ、
心肺蘇生をしたけど助からなかった。
突然の、死で、まだ小さい子どもさんを残して
亡くなった彼女の無念を思うと、
いたたまれない気持ちで、
お通夜に臨んだことを思い出す。
もう20年くらい前のこと。
しかし、奇遇なことがあるもんだ。
何かの暗示かなぁ・・・・
遅ればせながら、やっと、ETCをつけた。
そこで、土曜日にETCを使って初ドライブ。
新美南吉記念館に行って来た。
今年、生誕100年らしい。
ちなみに今月30日が誕生日。
喉頭結核のため29歳の若さで亡くなっている。
亡くなる1年前に、
「この頃、毎日充実している。死を見つめているせいで。」と
日記に書いている。
おそらくい、自分がそう長く生きられないと感じていたんだろう。
それを思うと、観覧券の裏の
「この一分も我が一生の一分だ
時計を見つつ思いたるかな」の
言葉の重みが伝わってくる。
我が家に、
の2冊があった。
もう一度、読み直してみることにしよう。
朝、通勤の車の中で、
ラジオが『甘酒』のことやってた。
甘酒はビタミンB1・B2・B6、葉酸・食物繊維、オリゴ糖や、
システイン・アルギニン・グルタミンなどのアミノ酸、
そして大量のブドウ糖がが含まれていて
栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから、
「飲む点滴」と言われているのだそう。
「飲む点滴」にも驚いたけど、
「夏の季語」と言うのにも驚いた。
江戸時代には「甘い、甘い あまーざけっ」と
天秤棒をかついで甘酒を売り歩く甘酒屋は、
夏場の風物誌だったのだそう。
初詣に振る舞われる甘酒が思い浮かび、
冬のイメージだけど・・・・・・
甘酒も飴湯も同じ樹陰かな 正岡子規