親鸞がおもしろい

おもしろくて、いっきに読んだ。
親鸞聖人、人間くさくて、私たちと変わらないと思った。

「人の心は愚かで弱いもの。
私自身、口では立派なことをいっても、
迷うことはしばしばだ。
だからこそ、そこに念仏があるのではあるまいか。
迷い、ともすればくじけそうになる心を、
はげまし慰めて、真の信心につれもどしてくださる他力の声。
それが念仏かもしれないと思う。」と、
本の中で、親鸞が言っている。

ときたま、「神様・・・・・」って祈ったり
自問自答する時がある。
そうすると心が落ち着く。
親鸞の言う念仏とはほど遠いけど
念仏と同じような効果のように思う。

今、中日新聞で完結編が連載されてる。
せっかく連載されてるのに読めてないんだけど、
早く、書籍化されないかなぁ・・・・・待ち遠しい！

『親鸞上下』
『親鸞　激動編上下』
著　 者：五木寛之
出版社：講談社文庫

風立ちぬ

今日から公開の、



を見に行った。

この映画がなければ、
おそらく、『堀越二郎』なる人物を
一生知らなかったと思う。

1920年代の日本は、不景気と貧乏、
病気、そして大震災と、
生きるのに辛い時代だった。
そして、日本は戦争へ突入していった。

そんな時代に
「自分の夢に忠実にまっすぐ進んだ人物を
描きたいんもである」と宮崎駿監督。

映画の終盤でカプローニが、堀越二郎に、
「君の１０年はどうだったかね。
力を尽くしたかね」と問う場面がある。
堀越二郎は、
「はい、終わりはズタズタでした」と。
それに対して、
「国を滅ぼしたんだからな。
あれだね、君のゼロは」とカプローニ。
最後に堀越二郎が
「一機ももどってきませんでした」と。

このやりとりにジーンときた。
「国を滅ぼしたんだからな」には
そこまで言わせるかと抵抗があったけど・・・・・・
この言葉をあえて出したのは
どんな意図なんだろう。

この映画見て、堀越二郎と宮崎駿監督がダブったのは
私だけ？？？？

そう言えば、昨日、「改憲」のことを記事にしたけど、
スタジオジブリが毎月発行している
「熱風」と言う冊子の最新号で、
憲法改正を特集していて、
宮崎駿監督も寄稿しているそう。
その寄稿文の抜粋が
今朝の中日新聞にも載っていた。
ジブリ公式ページにも公開
http://www.ghibli.jp/docs/0718kenpo.pdf#search='%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%AA+%E6%86%B2%E6%B3%95'
されているので読んでみて下さい。

改憲

今日の朝刊に
河村たかし市長が
「戦争に負けて犯罪国家とまで言われた憲法制定当時と、
世界で冠たる貿易国家になった現在では、
日本が世界で置かれている立場は違う。
憲法も時代に即した形に変えないかん」
「米国の若者が日本のために血を流しても
日本の若者が米国のために血を流さん
というのは独立国家として通用するのかね」と。



以前に買ったこの本、読み直してみた。
この本で、憲法は（この国のかたち）であると。
いくら時代が変わろうと、
（この国のかたち）が変わるものではないと思う。
「米国の若者が云々」と言うのも、極端すぎる。
そんな考え方をしていると、世界中がおかしくならないか？！

第二章戦争の放棄の第九条の
「戦争をしない、
争いごとは武器ではなく話し合いで解決する」という
平和主義の考えを変えてはいけないと思う。
『戦争放棄と戦力不保持を定めた９条は「空想的だ」と切り捨て、
自衛戦争や軍隊の存在を認めるべきだ』と訴える人もいるけど、
いくら「空想的」でも、平和主義を貫くことが、
二度も原爆を落とされた国の生き方ではないかと思う。

第九条を変えやすくする為に、
第九六条を変えようとしているようだ。
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-1331.html

今度の選挙、このことをよ～く考えて、
投票しなくっちゃ！

五目ちらし

簡単なので、お祝い事に関係なく、



これを使って、時々、五目ちらしを作る。
鮭の切り身があったので、
オーブントースターで焼いてほぐして、
さやいんげんをゆでて２ｃｍぐらいの長さに切って、
ちらし寿司の素に足して、
錦糸卵を作って散らせばできあがり。



大葉を千切りにして入れたり、
鮭の代わりに海老やきざみあなごを入れたり・・・・・
超簡単、手抜き料理。



これは訪問看護にうかがっている
利用者さんが教えてくれたもの。
人参を千切りしてソフトさきいかと合わせて、
少量の醤油で和える。
少しおくと、人参から水分が出て、
さきいかが柔らかくなる。
さきいかの旨味と塩気が人参にしみて
美味しくなる。

酒の肴にいい

 

末期

昨日、一日、父の受診に付き添って、4件病院回り。
帰宅したのは２２時近く。
一日で済ませようとするから・・・・・

訪問リハビリを週１回利用していて、
ＰＴさんからも、最近動きが悪いと言われ、
父自身も、「フラフラして歩けん」と行くたびに訴え、、
見ていても、本当に足が上がってなく、引きずって、
歩き方が不安定で、益々、危なっかしくなったと。

今年になってから、
脳梗塞のフォローアップで通っている
Ｉ 病院の整形外科にも受診したんだけど、
「脊柱管狭窄だから仕方ない」と言われ、
私もほかってた。

しかし、大きな侵襲のある治療はともかく、
少しでもＡＤＬを向上させる手立てはないものかと、
職場から父のところへ行く途中に見つけた
Ｎ整形外科人工関節クリニックに連れてった。

その結果、腰すべり症は１（一番軽いのかな？）、
変形性膝関節症は末期と診断され、
かなりひどく、歩けないのは当たり前と言われた。

変形性膝関節症も末期って診断されるんだと、
感心してる場合じゃないけど
もっと早く連れてきてあげればよかったと、反省！

来週、１８日、ＭＲＩを撮ることになった。